自転車の振れ取りって、どのくらいの「頻度」でやればいいの?
振れ取りはもちろん、ホイールをベストな状態にするためには必要なことですが・・・
で、それを半年に1回すればいいのか?もしくは数年に1回なのか?
こうなったら振れ取りするべき!みたいな、基準てきなものは無いの?
というのは、振れ取りを自分自身でやっている方・・
もしくはやろうかな?と思っている方ですと、気になるところだと思います。
なのでこの記事では、振れ取り「頻度」の考え方といったテーマでお話ししていきます。
「振れてきたら」もしくは「1年に1回」
まず、ホイールが見た目に歪んでいて、明らかに「振れて」いる場合・・・
ここはもう、迷うところではありませんよね。
前にいつ振れ取りしたか?とかは関係なく、すぐさま、振れ取りが必要になるはずです。
とはいえ、見てわかるような振れがぜんぜん無い場合・・
それでも1年に1回くらいは、振れ取り作業をやっておく
ことをおすすめします。
なぜか?
見た目には振れていなさそうでも「スポークテンションだけ」が狂っている場合があるからです。
ホイールはもともと、スポークたちの微妙なバランスで成り立っているわけですが・・・
長く乗っていると、段差を越えたりで衝撃をたくさん受けます。
普通は、衝撃を受け続けると壊れてしまうわけですが・・・
スポークは、衝撃を受けたぶんだけニップルがゆるんで、衝撃を受け流します。
受け流すのはいいのですが・・そのぶんスポークがゆるんでいくわけですので、
定期的に張りをチェックしたり、調整したり・・が必要になってくるわけです。
スポークテンションが狂ってきた場合は、目に見えてリムが変形してくる場合もありますし・・・
リムは変形してないけど、スポークテンションだけ狂っている・・という場合も実際に、あります。
そしてもちろん、スポークテンションは均一なほうがいですので、その場合にも調整は必要です。
そして、どのくらいの頻度でチェックしておけばいいのか?なのですが・・
決まった基準はもちろん無いですが、私自身、何度も振れ取り作業をしてきた経験上からだと、
1年に1回もチェックしておけば、まあ問題ないのではないか・・と思います。
チェックしてみて、スポークテンションが狂っていれば調整作業に入りますし・・・
チェックしてみて、まったく狂っていないのなら、翌年にタスクを繰り越します。
もちろん1年経過する以前でも、明らかに振れてきた!とか、
乗り心地が妙に悪い・・など、違和感を感じたとか・・
そういう場合も、チェックはするべきですね。
と、いうわけで・・・
振れ取りの頻度、どのくらい?に対しては、
1年に1回、もしくは明らかな異常が出てきたら
というのが、個人的な答えです。
今回は振れ取りの頻度をテーマにお話ししてみました。