自転車で外から帰ってきて、ふと、ズボンを見ると・・・
裾が真っ黒に汚れてる!!!!
・・・「自転車のチェーンやギアで、ズボンを汚す」というのは、ロードバイクなど、チェーンカバーが無い自転車ではよくあることですし、
私もけっこうやってしまっていました。
チェーンからの汚れは、ふつうはチェーンオイル・・つまり油による汚れですし、
繊維にからみついてしまいますので、なかなか落ちません。。
自転車で走っている最中にはもちろん洗うことはできず、帰ってからしか処理できないため、
即座に対処ができず、もう完全に染み付いてしまう・・ということも多いと思います。
もちろん、最初からレーパンを使っておけば、レーパンに裾はないのでこの問題は起きません。
そして汚れてしまってもいいように、黒いズボンを使っておくのも有効ですし、
それ以外には「裾止めバンド」で、裾を固定してしまいチェーンリングに触れないようにする、というのが効果的です。
裾止めバンドは、上の画像のようなもので、
裾を固定してチェーンに当たらないようにするものですね。
これで裾を固定しておけば、チェーンに当たって汚れてしまうことはほとんどなくなりますし、
チェーンに裾が巻き込まれるのも気にしなくてよくなります。
自転車通勤などではよく使われるアイテムですので、
街中で、これで裾を止めて走っている人を見かけることもあるのではないでしょうか。
しかし・・・この裾止めバンド、なかなかに便利なアイテムではあるのですが、
毎回装着するのが面倒、という欠点はあります。
ロードバイクやクロスバイクなどの自転車に乗るときには、
ヘルメットをかぶったり、夜だとライトをつけたり、鍵をつけたりはずしたり・・と、ただでさえ手順が多いものですし、
そこに毎回、この裾止めバンドを装着する手間が加わるのは、私はかなり面倒だな・・と感じていました。
そして私としては、最初から裾止め機能があるズボンを使うようにしたところ、
この問題はさっくりと解決しました。
裾止め機能というのは、この記事の冒頭の画像のように、
ズボンをベルクロなどで細く縛っておくことができる機能のことですね。
もちろん普通のズボンには、こんな機能はついていないのですが、
「自転車専用」をウリにした、各社が出しているズボンにこういった、
裾止め機能がついているものは多いです。
この裾止め機能つきズボンであれば、出かけるときに一度、裾をしっかり固定するだけで、
あとは毎回裾止めバンドを装着したりと面倒なことをせずに、
裾の汚れからほとんど開放されることができます。
私は自転車に乗るときにレーパンをあまり使わないので、
ふつうのズボンを使うことが多いのですが、
持っているズボンはほとんど、この裾止め機能つきズボンだったりします。
裾止め機能がある以外にも、
自転車専用ズボンは、自転車に乗る人のことを考えたいろいろな機能があるので、とても便利です。
メーカーとしては「mont-bell」のフリーライドパンツ、というものが私としてはイチオシですし、
「TOKYO Wheels」「narifuri」「リンプロジェクト」といったメーカーも、なかなか良い製品を出していると思います。
さすがにスーツには、裾止め機能つきのものは見当たらなかったので、
そういう場合には裾止めバンドを使うのですが。。
裾止め機能を使う以外にも、たとえばドライタイプのチェーンオイルを使っておくと汚れがつきにくくなりますので、
汚れ防止を重視するのであれば、おすすめです。
自転車が趣味で、自転車によく乗るのであれば、
日頃から履くズボンを「裾止め機能つき」のものにしてしまうと、
自転車に乗るたびに裾バンドを留める・・から開放されます。
まずは一本、裾止め機能つきズボンを手に入れてみてはいかがでしょうか。