メガネは、掛ける人にとっては必須アイテムです。
そして自転車に乗るときにも、必要になることは多いです。
そして・・自転車に向くメガネの条件、というものがあります。
メガネなんて、なに掛けても同じなのでは?
と、もしかしたら思われるかもしれません。
しかし例えばロードバイクのように前傾になっても、ずり落ちにくいタイプのメガネ・・というものも選べたりします。
私自身、メガネで自転車に乗ることは多く、メガネはいろいろ試行錯誤してきましたので・・
この記事では、「自転車に向くメガネ」はどう実現する?
そんなところを解説していきます。
目次
自転車に向くメガネ、向かないメガネとは
まず・・自転車に「向かない」メガネというものがあります。
どんなものが向かないの?
②:レンズが小さく、視界が狭い
③:「雨の水滴」が、落ちにくい
こういったものです。
そしてこれらが解決されたメガネが、自転車に向くメガネ・・というわけですね。
それぞれの「向かない」を解決するためには、どうすればいい?
以下、解説していきます。
要素①:前傾したとき、ずり落ちやすい
メガネをかけて普通に生活していても・・
どんどんずり落ちてくる!ということは、あまり無いと思います。
しかしロードバイクやクロスバイクは、前傾します。
そして前傾すると、メガネが重力でずり落ちます。
メガネがずり落ちてしまうと、前が見えにくくなりますし・・
ずり落ちを何度も何度も、直すはめになってしまいます。
これがけっこう、ストレスになるのです。。
これを解決するため、私自身は、
ツルの形を、自由自在に変えられるメガネ
を採用しています。
モノとしてはこんな感じの、Zoffというメーカーの、5,000円くらいの安物なのですが・・
ツル部分はこんな感じなのですが、これを、
こんな感じで、ぐにょーんと曲げることができます。
自由に形を変えられるので・・
自分の耳の形にジャストフィットするように、変えればOKです。
それで前傾したとしても、ずり落ちていくことはまずなくなります。
ツルの形は「縦方向」「横方向」「ねじれ方向」と、さまざまな方向に変えることができますので・・
耳の形にバッチリ合うように微調整すると、前傾しても微動だにしなくなりますね。
それ以外にも、
こんな感じの「耳に固定するイヤーピース」というものもあって、使ってみたこともあるのですが・・
これは耳に干渉して痛くなりましたし、固定力自体も「ツルの形を変える」方法のほうが上だったので、自分はこれは不採用としました。
「ツルの形を変えられるメガネ」は、高価なものでなくても、探せば売っていると思いますので・・
自転車でメガネがずり落ちる!に悩まされる場合は、探してみてもいいと思います。
要素②:レンズが小さく、視界が狭い
「レンズが小さい」タイプのメガネも、自転車には向かないです。
理由は単純に、視界が狭いからですね。
自転車で、広い視界が欲しいことはよくあります。
路上駐車を避けるため、視界ギリギリまで振り向くとき、
交差点で、周囲を広く見渡すときなど。
そしてレンズが小さいとそんなとき、困るわけです。
一応、レンズの外側で見ることもできますが・・
もちろんレンズの外側では、視界はぼやけてしまいますし、
レンズのフレームが邪魔で、見えにくかったりもします。
そんな、極端なデカレンズである必要もないのですが・・
自転車に使う眼鏡は、あまりレンズが小さすぎるものではなく、
そこそこ大きいメガネを使うほうがいいと思います。
要素③:「雨の水滴」が、落ちにくい
雨の日の水滴も、注目のしどころです。
雨の日に、メガネをかけて自転車に乗ると・・もちろん、水滴がつきます。
そしてこの水滴は、めっちゃ邪魔になります。
1滴2滴とかなら、まだいいのですが・・
ある程度以上降ってくると、レンズ全体が水滴で覆われたような感じになりますし、
そうなると前が見えなくなり、走るどころではなくなったりしますね。
と、水滴はメガネの大敵ですので・・
撥水タイプのメガネとか、撥水スプレーとかを使っておくといいと思います。
撥水加工は、たいていのメーカーでオプションとして提供されていますね。
撥水スプレーも通販サイトとかで、いろいろ売られています。
そしてちゃんとした撥水方法を選べば、水滴はかなりましになりますので、
自転車でメガネを使うならぜひ、試行錯誤したほうがいいところだと思います。
撥水系以外にも、
雨の日には「コンタクトレンズ」を使う
というのも、おすすめです。
コンタクトレンズなら「水滴の付着」と、ほぼ無縁でいられます。
付着する面がどこにも無いので、それはそうですよね。
実際、雨の日に関してはコンタクトレンズのほうが、メガネよりずっと視界がクリアになります。
なので例えば、日頃はメガネを使っているとしても、
1dayコンタクトも持っておいて、雨の中乗らなきゃいけない!となった場合に使う・・
という感じにしておくと、雨のライドはかなり快適になると思います。
と、「自転車に乗るときのメガネ」といったところにも、試行錯誤できることはありますので・・
自転車に乗っていて、メガネでイライラ・・とかしたことがある場合は、
ぜひ、いろいろ工夫してみては、と思います。
今回は自転車で使いやすいメガネとは?といったテーマでお話ししてみました。