地図表示できるガーミンウォッチ

タッチパネル?物理ボタン?自転車ナビ用デバイスに向くのは・・どっち?


GARMIN Fenix 5xのボタン部分

現代ではデバイスといえば、画面をタッチして操作する「タッチパネル式」が主流です。

 

言わずと知れた「iPhone」や「Android」は、言うまでもなくタッチパネル式ですし・・

「Apple Watch」といったスマートウォッチも、ことごとくがタッチパネル式です。

たとえば昔の携帯電話なんかは、ボタンをぽちぽちと押す「物理ボタン式」だったのですが・・
現代ではほんとうに、見る影もないほどに減りましたよね。

 

しかし・・これまでに自転車ナビ用として、いろいろなデバイスを使ってきたのですが・・・

 

ナビ用に限って言えば、「物理ボタン式」のほうが、実は、ずっと使いやすかったです。

 

物理ボタン式というのは、つまりは、昔の携帯電話のように、
ふつうのボタンをぽちぽち押すタイプ、ということですね。

たとえば自転車に取り付けるデバイスでいうと、「eTrex」がこのタイプですし・・

スマートウォッチだと、「Garmin Fenix」シリーズなどがポピュラーです。

 

Garmin Fenixシリーズを例にとってみると・・

ボタンは本体のまわりに5つあり、
これらをポチポチと押すことで、ナビのスタート・地点の指定・マップの表示や移動・・・といった機能を操作します。

液晶面はタッチパネルでは無く、タッチしても何も起きません。

 

 

この物理ボタン仕様、直感的な操作のしにくさなど、タッチパネルに劣る部分も多いのですが・・・

 

実は「ロードバイクでのツーリング」や「自転車旅」といった用途では、
タッチパネルよりずっと使いやすい、適したものなのです。

 

物理ボタン式はタッチパネル式に比べて、決定的に勝る点が3つほど、あります。

雨に強い

ひとつめに、物理ボタン式は、雨に強いです。

防水性が高いという意味ではなく、
雨に濡れたままでも、問題なく操作ができる、という意味です。

 

タッチパネル式のデバイスは、濡れていると、まともに操作できなくなります。

これについては、最近は防水スマートフォンも増えてきていますし、
水滴がついた状態のスマホを触ったことがある方なら、感覚的にわかるところだと思います。

水滴がつきまくったタッチパネルを指で操作しても、あらぬところをタップしたことになったり、
タップに反応しなかったり・・と、誤操作だらけになりますよね。

 

しかし、物理ボタン式だと、まったく問題ありません。

濡れていようが乾いていようが、たとえ泥でべちゃべちゃに汚れていようが、
カチ、カチと、確実に動作してくれます。

 

実際使って比べてみると、これはけっこう、ものすごいメリットです。

 

日本は雨が多く、やむを得ず雨の中を自転車で走ることは、けっこう多いと思うのですが・・・

タッチパネル式デバイスをナビに使っていると、雨の降る中に居るときは、ほとんど操作ができなくなってしまい、
場合によっては誤作動さえしかねません。

しかし物理ボタン式デバイスなら、雨の中でもまったく問題なく、
目的地を指定したり、マップの好きな場所を見たりできます。

 

自転車用に限らず、アウトドア系デバイスはこういう理由で、
あえて物理ボタンを採用している製品が、多かったりもします。

濡れようが汚れようが、確実に操作できる・・というのは、
普段の生活の中ではさほど重要でもないでしょうが・・

登山、山岳救助、ロングライド・・など過酷な状況では、すごく、重要なことなのです。

グローブをつけていても操作性が変わらない

ロードバイクなど自転車で、長距離を走ったりするのであれば、
グローブをつけることは多いと思います。

特に、真冬など寒い時期を、素手で乗り切れる方は少ないと思います。
たいてい、指先まで覆う、分厚いグローブを使うでしょう。

 

そして・・タッチパネル式デバイスは基本的に、
グローブをつけている最中は操作ができなくなってしまいます。

操作したいときは基本的に、毎回、グローブを外さざるを得ないですよね。。

 

最近は「スマートフォン対応グローブ」といったものもあり、
これの機能で、タッチパネルを操作できることもありますが・・・

自分もいくつか持っているのですが、
細かい操作などは難しく、かなり、使いにくいです。

ましてや、画面が小さくなりやすいナビ用デバイスですと、
さらに、ものすごく操作しにくいです。。

 

しかし、物理ボタン式であればグローブをしていても、ほぼ、関係ありません

機種にもよりますが・・基本的に、素手のときとほぼ変わらない操作感で、
快適に操作することができます。

 

私は冷え性なので、寒い日はグローブが必須なのですが・・

グローブをつけた状態だと、物理ボタン式ウォッチのほうがはるかに快適なので、
ロングライド用ウォッチとしては、物理ボタン式だけを採用しています。

見ずに操作できる

タッチパネル式デバイスは通常、「見ながら」しか操作できません。

画面に表示されたボタンなどを見て、そこに指を伸ばして、押す・・というプロセスが、どうしても必要です。

タッチパネルなんて、見なければたんなるツルツル面ですので、
それをノールックで操作する・・というのは、かなり難しいですよね。

 

しかし物理ボタン式の場合は、まったく見なくても、ある程度の操作ができてしまいます

 

もちろん、慣れれば、にはなりますが・・・

たとえば、マップの表示にはこのボタンを1回押して、このボタンを2回押す・・
現在地の登録には、このボタンを何回押せばいい・・

みたいな感じで、必要な操作を覚えてしまえば、
デバイスをまったく見なくても、機能の呼び出しくらいなら普通にできてしまうのです。

これは完全に、指先の感覚だけで押すべき場所がわかる、
物理ボタン式ならではの強みですね。

 

マップの起動とか、近くのコンビニを探すとかするときに、
画面を見ずに、まわりを見渡しながらさくっと操作できる・・・

実際、ロードバイクでのライド中など、
アウトドアな状況の中で使っていただくと、わかると思いますが・・

これがなかなかに、便利なのです。

 

iPhoneなどのタッチパネル式も、「アクセシビリティ」などといった視覚障害者向け機能がありますので、
うまく使えば、見ずに操作も可能かもしれませんが・・

たとえ使えたとしても、やっぱり「使いやすさ」では、
物理ボタン式に遅れをとってしまうでしょう。

 

 

・・・と、ふつうの生活の中では、タッチパネル式ウォッチでもまったく問題ないのですが・・・

雨に濡れたり、汚れたり、グローブを装備したりで活動することが多い自転車では、
「物理ボタン式」デバイスを使うようにしてみると、
タッチパネル式より快適なナビやマップ表示ができるようになるかもしれません。

 

関連記事
優秀アウトドアウォッチの「ガーミンウォッチ」を、ロードバイクのナビに使うためのノウハウを解説しています。

 

ガーミンウォッチに関わるすべての記事を一覧します。

 

【SK11 デジタルトルクレンチ】
整備ミス防止の必須ツールです。

Amazon楽天

レビュー記事はこちら
 

運営者:ゆう

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
 
詳しいプロフィール

TwitterInstagram
 

カテゴリー
テーマごと
特殊ページ
サイト内検索
最近の投稿

ページの先頭へ