石垣島は自転車で回れる?実際に一周したので、かかる時間や注意点など語ります!

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海沿いのクロスバイク

石垣島を、ロードバイクなどの自転車で一周してみよう!

と、思い立ったとしても・・・
石垣島は離島という環境ですし、気候も本州とはぜんぜん違ったりしますので、
「石垣島ならではの注意点」といったものが結構、あったりします。

 

私自身は、石垣島に飛行機輪行でロードバイクを持ちこみ、
石垣島を一周したことが、2回ほどあります。

そして、石垣島の一周はこんな感じだったな・・とか、
注意点はここだな・・とか、いろいろと感じるところがありました。

なのでこの記事では、石垣島をロードバイクで走ろうとするならここに気をつけるべき!
・・といったことを中心に、お話ししていきます。

石垣島を自転車で一周・・って、こんな感じ

まず、走る地形についてですが・・・

石垣島は、沖縄南部にある、こんな形をした島です。
(地図は動かすことができます)

一周の距離は、ルートによっても違ってくるのですが・・・

最北端の平久保崎まで含めると、だいたい120kmといったところです。

距離的には、ロードバイクを始めたばっかりの方だとかなり厳しいでしょうが、
何年もやって慣れている方なら、そこまでは苦労せずに走れる・・といったところだと思います。

 

高低差としては、島の外周を走る限りにおいては、何百メートルも上ることは無いです。

しかしアップダウンは意外と激しく、だいたい30-50メートル程度の上り・下りは、いくつもあります。

 

一周にどのくらい時間がかかるか?は、脚力とか、風の強さとかによるので一概に言えませんが・・・

参考までに、私が軽く観光しながら、がんばりすぎない程度の負荷で走ったときには、
7時間くらいかかりました

 

時計回りに回るか、反時計回りに回るか?なのですが・・・
特に理由がなければ、「島は時計回りに回る」という原則に従っていいと思います。

日本は左側走行ですので、海などのきれいな景色がよく見えるからです。

なのでルートとしては、島の南側にある市街地の「西側から」出発して「東側から」帰ってくる・・
ということになると思います。

一周するときの注意点は、ここ!

石垣島を走るとき・・

「注意したほうがいいポイント」は意外と、多いです。

注意するべき点について以下、ひとつずつ解説してみます。

暑さ

まずは、本州に比べてとてつもなく暑いですので、対策は必須です。

 

何月に行くかによってももちろん、変わってはきますが・・・
熱中症対策のためのウェアとか、アームカーバーとか、そういったものは揃えるべきですね。

特に、石垣島に行くときには通常、半袖で行くと思いますので・・・
腕を日差しから守ってくれるアームカバーは、すごく有り難かったのを覚えています。

パールイズミのアームカバー

実際に私は、これを装備して走りました。

パールイズミは自転車ウェアメーカーとしてはド定番ですし、UVカットもしっかりしている品で、
なかなか良い選択だったのでは・・と思っています。

天候

天候の変化にも、注意が必要です。

 

石垣島の天気は、本州に比べて圧倒的に、荒れやすいです。

さっきまで晴れていたのに、スコールかよ!?と思うレベルの雨が、前触れもなく降り出したりします。

なのでたとえ予報が晴れで、出発時点でからからの晴天だったとしても、
レインウェアなどの雨対策グッズは必須だと思います。

 

私自身は日頃から使っているレインウェアを、石垣島にも持っていったのですが・・・

突然、バケツをひっくり返したような土砂降りに遭遇してしまったのですが、これのおかげでなんとかガードできました。笑

台風

石垣島は台風がヤバい土地としても、有名です。

検索でもしていただければ、いろいろわかると思いますが・・・

単純に風の強さが、本土の比ではないくらいに強いのです。。

 

物がびゅんびゅん飛んでくるとか、そういうレベルでして・・

ホテルとかは飛来物から建物を守るために、玄関に頑丈なネットを張ったり・・というのを実際にやっていました。

 

特にひどい場合は、命に関わるほどのことになると思いますので・・

台風の情報には過敏なくらいに注意し、運悪く台風が来てしまう。。となった場合には、
いさぎよく、自転車で走るのはあきらめるべきだと思います。

水分補給

そして「水分」についても、注意が必要です。

 

石垣島の市街地・・つまり人がたくさん居たり、建物がたくさんあったりするエリアは、島の「南側」にしかありません。

つまり、自転車乗りのオアシスにして生命線・・「自販機」がたくさんあるのは、島の南側エリアだけなのです。

 

行ってみると、ほんとうによくわかるのですが・・・

島の「西部」「東部」、そしていちばんの未開の地である「北部」では、
コンビニとか自販機とか、飲み水を入手できる場所がほんとうに無いのです。。

 

しかも本州に比べるととても暑く、ずっと汗をかきっぱなしで走ることになりますので、
水分の喪失量は、けっこう半端ないです。。

水が手に入らないエリアで手持ちの水分が切れると、ほんとうに致命的です。

なので水分は多めに持っていくか、もしくは過疎エリアに行く前のところでしっかり補給しておくのをおすすめします。

タクシーを呼べるようにしておく

項目が多くはなってきましたが・・・
24時間やっているタクシーの電話番号を、できるだけたくさん控えておくほうがいいでしょう。

 

石垣島は本州と違って、電車が一本も走っていませんし、
バスの類もものすごく少ないです。

なので万一、自転車が壊れたりなどのトラブルに遭ったり、怪我で走れなくなったりしたら、
帰る手段がなくなってしまいます。

 

特にそれが暗くなった後だったりしたら・・本当にヤバいことになりかねないです。

ので、トラブルに遭ったりしてもちゃんと帰れるように、
帰る手段はしっかり確保するべきだと思います。

朝早く出発する

あとは・・朝早く出発するのが、かなり重要です。

島の北側などの、人や建物がぜんぜん無い環境で夜になってしまうと、ほんとうに怖い思いをするからです。。。

 

参考までに、実体験として、私がしてしまった大きな失敗をひとつ・・・

 

私は、ちょっとした事情があり、石垣島を一周するとき、出発が「午後1時くらいから」になってしまいました。

出発したのは、島の南部の市街地からです。

 

まあ、日があるうちになんとか帰れるだろうと甘く見ていたのですが・・
予想以上に日が落ちるのが早く、まだ島の北部に居る段階で、陽が落ちてきてしまいました。。

 

島の北部の、道を少し外れればジャングルのようになっているエリアで、
真っ暗になってしまっときの怖さは・・いまも、忘れられません。

街灯なんてひとつも無いので、自転車のライト以外は完全な暗闇ですし、
なんか森のなかで、変な生き物はギャアギャア鳴いているし・・笑

必死に走り、ようやく市街地の光が見えたときの安堵感といったら・・・笑

あの状況でパンクでもしていたらと思うと・・ゾッとします。。

 

・・と、いうアホなことにならないように、
朝は余裕をもってかなり早くに、出発したほうがいいでしょう・・笑

 

 

と、石垣島は本州に比べると、暑さとか天候とか、離島であることとか、いろいろな面で違ってきます。

なのでいろいろなトラブルの可能性を考え、できるかぎり準備して行くことをおすすめします。

自転車は自分で持ち込む?それともレンタサイクル?

自分自身で、自転車を石垣島に持ち込むか?それともレンタサイクルを使うか?なのですが・・

ここはそれぞれメリット・デメリットがありますので、考えて決めたほうがいいですね。

 

まず、私は自分自身のクロスバイクを石垣島に持ち込みました。

 

持ち込む方法としては、船便で事前に送っておく、とかもあるようですが・・

飛行機輪行なら基本的に無料ですし、現地ですぐ自転車に乗り始めることもできますので、
特別な理由が無いならやっぱり、こっちがおすすめです。

 

そして、自分自身の自転車を持ち込むメリットは?

一周するとき以外も、常に自転車が使える

ひとつ挙げるとするなら、これがいちばん大きいな・・と思います。

 

石垣島には、電車が通っていません。

なので移動手段は基本的に、徒歩もしくはタクシーになりますが・・

徒歩だともちろん大変ですし、タクシーは値段が高いです。。

 

しかし自前の自転車があれば当然、常に自転車で走り回ることができます。

そして石垣島のいわゆる「市街地エリア」はさほど広くなく、
ロードバイクなどのスポーツ自転車ならひょい、と一周できるくらいです。

 

なので自転車があれば、ちょっとサイクリング・・とか、ちょっとソーキそばの店へ、とか・・

そんなとき便利な「足」が常に使える!という状態になり、これがなかなか便利です。

レンタサイクルだと時間制限がありますので、いつでも気軽に・・というのはちょっと、難しいですよね。

 

それでは逆に、レンタサイクルのメリットは?自前持ち込みのデメリットは?

となるとやはり、レンタサイクルには石垣島に持ち込む手間が無いことでしょう。

 

飛行機輪行は慣れないと、分解・組み立てとか、預けるときの手続きとか・・けっこう、面倒なものです。

もちろん石垣島に着いてからも、駐輪しておいたり、ホテルに預けて盗難から守ったり・・などなど、管理をちゃんとしないといけないです。

 

しかしレンタサイクルなら当然、持ち込む手間はゼロ!ですし、
レンタル時間以外では、盗難を防ぐ!とか考える必要もまったくありません。

どこでレンタルするか?を検討したりは必要なのですが・・
自前の自転車を持ち込むのに比べれば、「手間」は全体的にみて、かなり少なくなると思います。

 

と、自分の自転車を持ち込むほうがいいかか?レンタサイクルか?はもちろん、人によって変わってくるのですが・・

考えるときは、上のようなメリット・デメリットをふまえて検討すると、考えやすいかな?と思います。

石垣島の「楽しさ」はここ!

気をつけること・・などなど、いろいろと書いてきましたが・・・

石垣島は、自転車で走るには本当に良い場所で、
しっかりと準備をして走れば、雄大な自然と美しい景色を楽しむことができます。

道沿いのクロスバイク

平久保崎とクロスバイク

 

そして自転車以外でも、石垣島はみどころが多く、
特に食べ物としては、八重山そば、焼肉、島料理・・と、おいしいものばかりです。

ソーキそば

海ぶどうの軍艦巻き

海鮮の盛り合わせ

 

・・・自転車で消費したカロリーを、また摂取することになるかもしれませんが(笑)

 

もちろん、おいしい店を探したりは必要なのですが、
そのあたりは、グルメ系ブロガーの方々に譲ることとします(笑)

 

一応、私がここはおいしかった!と思う店を挙げておくと、

島料理なら「ひとし」(本店・石敢當店どちらでも)

焼肉なら「金城

このふたつは鉄板かな・・と感じました。

 

私は、仕事や観光でもう何度も、石垣島に行っているのですが・・・

毎回、自転車を楽しみ、グルメを楽しみの、
大満足の旅をしています。笑

 

 

・・と、いろいろお話ししましたが・・・

石垣島を自転車で走るのに、興味がある・・

石垣島をロードバイクで一周!に、チャレンジしてみたい!!

・・と思う方のために、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇サイクリングロードマニア
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
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