自動車に、自転車を積む、「自動車輪行」を使うと、
自転車だけではなかなか行けないような場所にも、簡単に行き、
なかなか走れないような場所を走ることができるようになります。
自転車で走ることができるのは、基本的に、家の周りになるとは思いますが、
それだけだとやはり、いつも同じような道を走ることになりますので、飽きがくるのではないかと思います。
もし都会に住まれていた場合、自動車輪行を使うと、
走りにくい都会をすばやく脱出して、郊外の、走りやすくて安全な場所だけ、
つまりおいしい場所だけを選んで、走ることができます。
どんな自転車を積んで出かけるか、なのですが、
ロードバイクやママチャリなど、フルサイズの自転車を積むのは、
可能ですがかなりやりにくいです。
積むことができたとしても後部座席を潰してしまうと思うため、
常備する、というのは難しいのはないでしょうか。
しかし折りたたみ自転車、特にブロンプトンのように小さくなるものであれば、
たいていの乗用車のトランクに収まるため、容易に常備することができます。
自家用車に折りたたみ自転車を常備しておくと、
自動車で出かけた先で、自転車で走ると爽快だろうな、という走りやすそうな道を見つけたら、
近くの駐車場に駐車して自転車を組み立て、いつでも走ることができるようになります。
自転車にとって安全で快適な道が、やや遠くにあり、自転車だけではそこまで行きにくいような場合でも、
自動車によって容易にそこまで行くことができ、
自転車にとって走りやすい「おいしい道」だけを、選んで走ることができます。
また、混雑した街中に場所に行くときは、
混雑した領域よりやや外に自動車を停め、
そこから先は自転車で行動する、という選択もできるようになります。
なおかつ、ブロンプトンのような小さくなる折りたたみ自転車であれば、
大きなスペースはとらないため、自転車以外の荷物もじゅうぶんに積むことができ、
自転車を載せていたから他の荷物が積めなかった、ということはあまり起こらないのではないか、と思います。
自転車を自家用車に常備するときは、ヘルメットや最低限の工具など、
自転車で使うアイテムをいっしょに載せておくと便利です。
また、たとえば「GIYO GF-55P」のような、英式米式両方のバルブに対応する空気入れを積んでおけば、
自転車と自動車の両方に空気を入れることができます。
(自動車のホイールの形などによっては、空気入れのヘッドがはまらず使えないかもしれません。それらはご自身にて確認をお願いします)
折りたたみ自転車を、自家用車のトランクに常備しておくと、
自動車での行動時、いつでも自転車を使うことができるようになりとても便利です。
もし折りたたみ自転車をお持ちの場合、試されてみてはいかがでしょうか。