「シマノのフラットペダル」って実際、どんな感じなの?
三ヶ島、タイオガ、wellgo・・
フラットペダルを作っているメーカーは、たくさんあります。
そして自転車パーツのド定番メーカー「シマノ」も、フラットペダルを作っています。
シマノはロードバイクの変速システムなどで、圧倒的に有名で・・
その品質の良さは、私が説明するまでもないと思います。
そしてそのシマノが作るフラットペダルなら、品質が良いのでは?
・・というのも、自然な流れだと思います。
とはいえシマノのフラットペダルは本当に、品質が良いの?
他社のフラットペダルと比べてどんな特徴がある?デメリットはあるの?
というのは、気になるところだと思います。
私はシマノのフラットペダルを持っていて、よく使いますので・・
この記事では、シマノのフラットペダルって実際どう?
そんなところを解説していきます。
目次
「大型・頑丈なペダル」が多い
シマノ製フラットペダルの、特徴は?
大型で頑丈な、マウンテンバイク系ペダル
が、多いです。
例えば、私が所有している「PD-GR500」という型番のペダルは・・
こんな感じで、踏む面がとても広くて分厚い、いかにも「頑丈!」という感じのペダルです。
それ以外でも現在、いちばんメジャーとなっているシマノペダルの「PD-M8140」も・・
似た形状の、大型ペダルですね。
ペダルのカテゴリーが、マウンテンバイクパーツのラインの「DEORE XT」となっていることからも、
マウンテンバイクで使われることが想定された、重厚・頑丈タイプであることがわかります。
それ以外にも・・
この「PD-EF202」といったものもあります。
ややポップなデサインで、たとえば街乗りクロスバイクなどに合いそうな感じのものですが・・
これも大型・肉厚の、頑丈タイプのペダルですね。
もしくは例えば「片面SPD(ビンディング)、片面がフラットペダル」といったタイプもあります。
この「PD-EH500」は代表的ですが・・
これも普通の靴で乗れるほうのフラット面は、同様のワイドな、踏みやすい面になっていますね。
と、代表的な「シマノのフラットペダル」を挙げてみると、こんな感じになるのですが・・
共通しているのは、
- 踏む面の面積が広い、ワイドタイプ
- 構造が肉厚で、頑丈
という感じです。
「シマノのフラットペダル」というもの自体が、こういうコンセプトで作られているようですね。
シマノのフラットペダルが向くのは、こんな人!
それでは・・シマノのフラットペダルが向くのは、どんな人?
どんな乗り方をする場合だと、買って後悔しないの?
まず、ひとつめは・・
広いペダルにしっかりと足全体を載せて、安定したライドがしたい!
そんな場合は、シマノのフラットペダルは向くと思います。
紹介してきたようにシマノのフラットペダルは、軒並み、なかなかの大型ペダルですので・・
広い「足の踏み場」が欲しい!というニーズには、ベストマッチするでしょう。
逆に・・小さめのペダルを拇指球などで、ピンポイントに踏みたい!
そういう場合もあると思いますし、
そういう場合は、シマノのフラットペダルはしっくり来ないのでは・・と思います。
もしくは・・
とにかく、頑丈なペダルがほしい!
そんな場合も、シマノのフラットペダルは良い選択肢になると思います。
私自身、これまでにいろいろなペダルを試してきましたが、
シマノのフラットペダルはそれらの中でも飛び抜けて、頑丈・重厚だと思いましたので・・
たとえばオフロードを走る!とかだと、このあたりはかなりのメリットになってきますし・・
オフロードとかを走らないとしても、例えば自転車を倒してしまっても問題ない・・といった「ラフな扱いにも対応する」といった意味でも、
この頑丈さは良いのでは・・と思います。
シマノのフラットペダル、「デメリット」は?
それでは、シマノのフラットペダルの「デメリット」は?
「向かない」のは、どんな人?
まず・・ペダルに「軽さ」を求める場合は、向かないです。
いろいろな製品があるので、一概には言えませんが・・
シマノのフラットペダルは左右ペアで、一般的なペダルよりだいたい100-150gくらい重いようですね。
少なくとも、他社の一般的なペダルより重い傾向がある・・というのは、間違いないと思います。
なので例えば・・ロードバイクを軽量化していて、できるだけ軽いペダルにしたい!
軽いペダルのほうが、ペダリングの回転も軽くなって、スムーズに回せると思う・・
そんな場合には、シマノのフラットペダルは不向きだ・・と言えるでしょう。
「幅が小さい」ペダルを求める!という場合にも、向かないと思います。
シマノのフラットペダルは軒並み、横幅がかなり大きいものですので・・
たとえば輪行などをよくするので、ペダルの幅はできるだけ小さいほうがいい・・といった場合には、向かないでしょう。
もしくは乗るときに、幅が狭いペダルのほうが乗りやすい・・といった場合ですね。
このあたりの乗りやすい・乗りにくいは、人それぞれなのですが・・
狭めのペダルのほうが乗りやすい!というケースは確かにありますので、
そんな場合は、かなり幅広なシマノのフラットペダルは、合わないでしょう。
と、デメリットもお話ししてみましたが・・
シマノのフラットペダルは「頑丈さ」「重厚さ」「踏面の広さ」に優れたペダルですので、
こういったところを求めるのなら、悪い選択にはならないのでは・・と思います。
今回はシマノのフラットペダルをテーマにお話ししてみました。