防犯登録を解除したいけど、カードがないときの対処法

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防犯登録カード

防犯登録を、解除したい。

でも・・防犯登録カードが無い!!

 

あることだと思います。

 

防犯登録カードは、冒頭の画像のような見た目のものですね。

かなり薄い一枚の紙で、「写し」によって内容が記載されていると思います。

 

そしてたいていの場合で、防犯登録の解除(抹消)にはこのカードが必要!とされるので、なくさずに持っておくべきなのですが・・

解除をしたいという時に、あれ?無い!紛失した!?となることはあると思います。

大事なものほど、忙しい日常の中でいつの間にか、消えているものです・・笑

 

なのでこの記事では、防犯登録を解除したいけど、防犯登録カードが無いとき、どうすればいい?

そんなところを解説していきます。

「自転車本体」を持っていけば、基本的にOK

まず結論からですが、防犯登録カードが無くても・・

「自転車本体」を持っていけば、それでOK

となっていることが多いです。

 

防犯登録の手続きルールは実は、都道府県ごとに違っていてこれが絶対!とかは言えないのですが・・・

例えば福岡県だと、

転居先が福岡県外の場合

転居する前に、交番・駐在所又は警察署内の防犯協会に、控えの防犯登録カード(同カードがない場合は自転車)及び身分を証明するものを持参して廃車登録(無料)の手続きをした後、交付された廃車カードにより、転居先で防犯登録(登録料が必要)の手続きをしてください。

防犯登録の手続きは、都道府県により異なっていますので、転居先の警察、防犯協会等にお尋ねください。

福岡県防犯協会連合会 該当ページより引用 一部を強調表示

とあるように、廃車登録(防犯登録の解除)をしたくて防犯登録カードが無い場合は、自転車を持っていけばいいことになっています。
(身分証明書もですが、これは防犯登録カードが有っても、いずれにせよ必要です)

なのでとりあえず福岡県なら、自転車を持っていけばOK!!で、ファイナルアンサーとなります。

 

しかし・・なぜ自転車を持っていけば、カードが無くても防犯登録を抹消できるのか?

ルールが都道府県によって違いますし、担当者によって対応が変わる・・というのもよくあることですので、
ここではもうすこし深堀りして考えてみます。

自転車本体でいいのは「車体番号」があるから

まず・・そもそも防犯登録は、「車体番号」に紐づけてされるものです。

自転車の「車体番号」とは何なのか?どこを見れば確認できる?なんのために必要なの?・・といったところを解説しています。

車体番号については上の記事で、詳しく解説しているのですが・・・

つまりは自転車のフレームに刻印された、自転車固有の番号のことですね。

 

そして防犯登録カードをもう一度、お示ししますが・・・

防犯登録カード

赤い四角で囲むように、ひとつのカード内に「防犯登録番号」と「車体番号」の両方が書かれています。

つまり、防犯登録番号と車体番号とは紐付けされていると言えます。

 

ということは・・

「車体番号が刻印された自転車」を持っていくことは、「防犯登録カード」を持っていくのと同じような意味がある

こう言えます。

だから、防犯登録カードが無い場合、自転車を持ってくることが指定されている・・と、そういうことだと思います。

 

とはいえ、車体番号は「うまく読み取れない」場合や「無い」場合もあるので、注意は必要です。

自転車の車体番号は刻印する義務とか、刻印方法の規定とかが特に無いようで・・

刻印が薄くて風化してしまったり、そもそも刻印がされていなかったり、なんてことがあり得るのです。

なのでやっぱり一番確実なのは、ちゃんと防犯登録カードを持っておいてそれを使う方法ですね。

 

 

あとは・・都道府県によっては「車体番号」が入った領収書などを持ってくるように書かれている場合もありますが、
これも同じような理由ですね。

自転車本体や自転車フレームを購入したときの領収書には、車体番号が記入されていることも多いです。

そしてそういった書類で車体番号を確認できれば、それが防犯登録カードの代わりになってくれる、ということでしょう。

 

という感じで、防犯登録を解除したいけど防犯登録カードが無い場合は・・

「車体番号」が確実にわかるものを持っていけばOK!

まとめると、そういうことになると思います。

防犯登録カードの紛失を防ぐために

という感じで、防犯登録カードを無くしても自転車本体があれば、基本的に防犯登録の解除ができます。

しかし上でも少し書いたように、自転車の車体番号は読み取りにくかったり、そもそも刻印が無かったりがあり得ますし・・

防犯登録解除を担当する職員が「解除には防犯登録カードが必要!!!」みたいな頭の固いタイプだったりすると、スムーズに行かない可能性もあります。

なのでやっぱり防犯登録カードを紛失せずちゃんと持っておき、それを使うやり方が一番ではあります。

 

じゃあ防犯登録カードって、なぜ紛失してしまうの?

 

まず・・防犯登録カードは、防犯登録をした時にもらうことになる書類です。

そして防犯登録というのは、自転車を買ったとき同時にすることが大半ですので・・

防犯登録カードは自転車購入時にもらう、大量の書類にまぎれ込んでしまうことが多いのです。

 

自転車を買ったときは、たくさんの書類をもらうことが多いです。

自転車の取扱説明書とか、支払いの証明書類とか、同時に買ったいろいろな物の関連書類とかですね。

そして防犯登録カードは「それらの中の一枚」に過ぎません。

 

なので家に大量の書類があったりすると、その中に紛れてどこに行ったか分からなくなったり・・

断捨離で捨てた書類に混じっていて、いつの間にか無くなっていたりするものなのです。

もしかしたら、あなたも心当たりがあるかもしれません・・

 

そして防犯登録カードは、

防犯登録カード(お客様控)は大切に保管してください。(再発行はされません。)

東京都自転車商防犯協力会ホームページの該当ページより引用

こうあるように紛失してしまうと、再発行は基本的にできないものです。

 

なので防犯登録カードを紛失しないためには、

  • 防犯登録カードを「大事な書類だ」と認識しておく
  • 防犯登録カードは重要書類として、別の場所で保管しておく
  • 防犯登録カードをスキャン、またはスマホで撮影しておく

こういった対策が考えられます。

 

スキャンやスマホでの撮影に関してはもちろん、防犯登録カードの原本が残るわけではありませんが・・

撮影しておけば一番大事な「防犯登録番号」と「車体番号」を確実に確認できる、というメリットは得られます。

なのでそれによって、防犯登録解除できる可能性もかなり高くなると思います。

 

という感じの事情で、防犯登録カードはとても無くしやすい書類ですので・・

次に防犯登録をするときはこの記事の内容を思い出し、無くさないようキッチリ対処しておくことをおすすめします。

 

 

最後になりましたが・・実際に防犯登録を解除するときにはあくまで、防犯協会など、実際に解除を行う機関に確認することをおすすめします。

ルールなどは変わるものですし、担当者や担当部署によって扱いが変わることもよくありますので・・

実際に解除するタイミングで電話をして、防犯登録カードを紛失しているけどどうしたらいいのか?を、尋ねるのがベストでしょう。

 

今回は防犯登録を解除したいけど、防犯登録カードが無いとき・・どうする?をテーマにお話ししてみました。

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海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【よく乗るエリア】福岡まわり

【自転車趣味歴】9年くらい

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン
◇いつかオランダに住んでみたい
 
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