ロードバイクなどの自転車は、しばらく乗るごとに「タイヤローテーション」をするべき!
と、よく言われています。
前輪と後輪とですり減りに差が出るので、一定期間ごとに前輪後輪を入れ替えることで、
すり減り方を一定にしていく・・というのが、タイヤローテーションですね。
なのですが・・個人的には、このタイヤローテーションはしなくてもいいな・・と感じて、
ここ数年ほどはタイヤローテーションを一度もすることなく、ロードバイクに乗っています。
そしてそれでトラブルが起きたりとか、後輪だけがあまりにすり減った・・とか、そういうことは特に起きていないです。
この記事ではタイヤローテーションは、必要?しなくてもいい?
した方がいいのはどんな人?しなくてもいいのはどんな人?
そういった疑問に答えていきます。
目次
「前後輪のすり減りが均等」なら、しなくていい
まず・・タイヤローテーションは「前後輪のすり減りに差がある」から、行うものです。
なのですり減りに差が無いなら、行わなくていいです。
これはまあ、当然ですよね。
そうは言っても、ロードバイクなどの自転車は「後輪のほうがたくさんすり減る」のが普通では?
と思われるかもしれませんが・・このへんは、人によって違ってくるところなのです。
タイヤがどのくらいすり減るのか?は、主に「体重がどのくらい掛かるか?」に比例してきます。
他にも駆動輪だとよりすり減るとか、そのへんの影響もありますが・・・
体重の影響よりはおそらく、小さいです。
なので後輪だけがたくさんすり減るのは、体重が後輪メインで掛かっている場合
そして前後輪が均等にすり減るのは、体重が前後均等に掛かっている場合
なのです。
これは、どっちがより良い!とかではなく、どんな自転車の乗り方を採用しているか?とかで変わってくるところだと思います。
ちなみに私自身は「おじぎ乗り」という乗り方をベースにしていて、
この乗り方は「前後輪で、体重はまったく同じぶん掛かる」ことを勧めている・・と、私は認識しています。
なのでこれを実践していれば、タイヤのすり減りは前輪でも後輪でも変わりませんので、
タイヤローテーションをする必要自体が、まったく無くなる!・・というわけなのです。
対して、後輪にかなり多く荷重する乗り方の場合は、後輪の減り方のほうがかなり激しくなるでしょうから、
その場合はタイヤローテーションをした方がいい・・ということになると思います。
稀でしょうが、前輪によりたくさん荷重する!という乗り方の場合だと、
前輪がよりすり減りますので、この場合もタイヤローテーションは必要でしょう。
と、タイヤローテーションが必要?不要?というのは「乗り方」によって大きく変わってくるところで、
前後輪のすり減りが変わらない乗り方なら、タイヤローテーションは必要ない、
すり減りが大きく変わってくる乗り方なら、ローテーションしたほうがいいかも・・ということだと思います。
タイヤローテーションより、交換してしまうほうがいい
そして・・
タイヤローテーションするくらいなら、交換してしまうほうがいい
とも、思います。
タイヤローテーションが必要になる頃というのは、タイヤが相当にすり減った頃です。
たとえば後輪が、前輪と比べてすり減りが少なかったとしても・・・
それでもかなり、減ってしまっているはずです。
ローテーションすれば多少は、延命できるわけですが・・・
結局、すり減りまくったタイヤを使うことになるという、それ自体は変わらないのです。。
そしてタイヤは自転車の中でも、安全にかかわる重要パーツです。
劣化したり、すごくすり減ったタイヤを使っていれば、
パンクとか、場合によってはバーストとか、そういうリスクを上げかねないです。。
なのでローテーションが必要なくらいすり減ったのなら、
ローテーションで延命するよりも、新品に交換してしまったほうがいいのでは・・と思うのです。
自転車のタイヤなんて、そんなに高価なものでもありませんし、
1ヶ月とか延命できたところで、それで節約できるお金などたかが知れています。
なのでローテーションするくらいの使用期間になってきたら、私自身は思い切って交換してしまっています。
今回はロードバイクなどの自転車に、タイヤローテーションは必要か?を軸にお話ししました。