せっかく買った、ロードバイク・・
だけどもう、やめてしまいたい・・!
やっぱり、やめたほうがいいの?
やめたいと思ってしまう理由は、人それぞれです。
そしてもちろん、無理して続ける義務なんてありません。
なのでどうしてもやめたいと思ったら、やめるのは自由ではあります。
しかし、ロードバイクをやめたいと言う人をいろいろ見ていると・・
それでやめてしまうのは、もったいない!
と思うケースが結構、あります。
ロードバイクはいろいろ工夫していけば、ずっと楽しめるポテンシャルを秘めています。
そしてけっこう高価なものでもありますので、すぐやめるのはもったいない・・という面もあります。
なのですぐにやめてしまうよりは、できるだけずっと楽しめたほうが良いのは良いでしょう。
なのでこの記事では「その場合はロードバイク、やめなくていいのでは?」と思うケースや・・
「さらなる楽しさを発掘し、もっとロードバイクを楽しむ方法」といったものを解説していきます。
目次
やめなくていい①:飽きた
ロードバイクをやめなくてもいいと思う、筆頭のケースは・・
単に、マンネリ化しているケースです。
ただただ、ロードバイクに飽きてしまった状況ですね。
ロードバイクは確かに、単調です。
何時間ものあいだ、ただただ、ペダルをくるくるし続ける・・
やっていることは基本的には、これだけです。
なので人によっては「冷めた・・」となるのも、仕方がないかもしれないです。
とはいえその場合は「新しい楽しみ方」を開拓することができれば、無理なくロードバイクを続けることができます。
どんな方向に開拓するのがいいか?は、人それぞれですが・・例えば、
- 「輪行」を駆使し、走ったことのない遠くの道を走ってみる
- ロードバイクを「改造」し、もっとラクに走れるよう工夫してみる
- これまでに経験のない距離の「ロングライド」挑戦してみる
こんな方向をいろいろ見ていくと、あなたに合う楽しみ方が見つかるかもしれません。
ロードバイク、そして自転車趣味の楽しみ方は、無限大です。
ですので「ロードバイクを完全に遊び尽くす」ということは、できないと思います。
なので想像力を働かせ、新しい楽しみ方を模索していけば・・
楽しむための「ネタ切れ」というのは、まず起きません。
もちろん人によって、方向性の「合う合わない」はあります。
なので自分が楽しめる方向性で、もっといろいろな楽しみ方はないか?と試行錯誤してみると・・
マンネリによる「やめたい」は、意外にさくっと解消できるかもしれません。
ロードバイクに飽きた場合の復活方法について、
上の記事で詳しく解説しています。
やめなくていい②:車道が怖い
ロードバイクをやめたいケースで、次によく聞かれるのが・・
「車道が怖い」ケースです。
もちろんロードバイクでは、事故とかはすべて自己責任になってしまいます。
そしてやっぱり、怪我をする時はどうしてもしてしまうものです。
なので車道で怖い思いをしてしまって、ロードバイクは危ないのでやめてしまおう!
そう思うのであれば、それはひとつの判断だと思います。
しかしこのあたりは「走る道選び」を徹底すれば、ある程度解決します。
日本には「ロードバイクで走るには危険な道」というのが、たくさんあります。
たとえばトラックがびゅんびゅん走る道とかは、怖いですよね。。
そしてそういう道は、工夫すればかなりのレベルで避けることができます。
私は現在、ロードバイクで走ると危ないかな?と感じる道に関しては・・
ほとんど、電車輪行やクルマ輪行でスキップしています。
走りやすく安全な、「おいしい」道だけをロードバイクで走る感じですね。
どんなにうまく道を選んでも、危険をゼロにはできませんが・・
それはまあ、日頃そのへんの道を歩いているだけでも、ある程度の危険はあるわけです。
なのでそこから「危険度がハネ上がるような道」に、行かなければいい・・と私は割り切っています。
自転車で車道は怖い!を克服するコツについては、
この記事に、より詳しいところまでまとめています。
このあたりの判断はもちろん、自己判断・自己責任になるのですが・・
道選びさえ工夫すれば「ロードバイクで車道が怖い」は、かなり軽減できるでしょう。
やめなくていい③:時間がない
毎日忙しくて、ロードバイクに乗る時間がとれなくて・・
いつの間にか乗らなくなってしまったので、もうやめたほうがいいのかなぁ・・
そんな感じで時間が無いのが原因で、やめてしまう場合もあるようです。
どうしても時間が取れない事情というのは、確かにあります。
仕事がめちゃくちゃ忙しいとか、家庭にどうしても手がかかるとか・・
そして、そんな状況でロードバイクをじっくり楽しむのは難しいものです。
しかしより短い時間で楽しむことができれば、ここはかなり解決できます。
ロードバイクは100km走ってなんぼ!
みたいな空気はあると思います。
ロードバイク乗るんなら、そのくらいは走ろうぜ!みたいな感じですね。
しかし100kmを走ると、5時間くらいは掛かってしまいます。
そして忙しい日常の中で、5時間ってなかなか取れないですよね。
なので走れないのなら、やめてしまおうかな・・みたいになってしまいます。
しかしロードバイクは、より短い時間・短い距離でも楽しめます。
それこそ10kmくらいの、ロードバイクとしてはかなり短い距離であっても・・
いろいろと工夫していけば相当な「楽しさ」を得られます。
たとえば混雑を避け、走りやすいサイクリングロードだけ走るとか・・
景色がきれいで、ストレスが解消されていくような場所だけ走る、とかです。
そのためには例えば、快適な道探しを追求したりとか・・
もしくは走りやすい道「だけ」走るために、ロードバイクをクルマや電車に積んで運んだり、ができますね。
もしくは「通勤にロードバイクを使う」とかも有効です。
通勤は会社に行くなら必ずするものですので、そこでロードバイクを使うようにすれば・・
場合によってはプライベートの時間を使ってしまわず、ロードバイクを楽しむことができます。
ロードバイクは短い時間でも、じゅうぶんに楽しめます。
なので時間がなかなか取れなくて、やめたほうがいいのか?と思うようになった・・
その場合はより短い時間で楽しむよう、いろいろ工夫してみるのがおすすめです。
やめなくていい④:キツすぎる
ロードバイクはキツすぎるので、なかなか走る気になれない。。
体力がなくて、しんどすぎる。。
なのでもう、やめたほうがいいかな・・となる場合もあるようです。
確かにロードバイクは、スポーツの一種ですので・・
体力によっては大変すぎる!自分には無理!となる場合もあると思います。
そしてキツいのを押して続けるのは、なかなか難しいことですよね。
しかしここは工夫で、何とかできるところだと思います。
たとえば、キツくならないところまで負荷を下げるとかですね。
ロードバイクには「速さが正義!」「遠くまで走れるのがすごい!」といった要素があります。
ロードバイク自体がもともとレース用ですので、それは当然かもしれないのですが・・
体力にあまり自信がない場合、それが負担になってしまうことがあります。
しかしロードバイクは遅くても、短い距離でも、楽しむことができます。
そしてプロのロードレーサーでもなければ、ハードに走る義務なんてありません。
なので体力に合わせたところまで負荷を下げれば、無理なく走れるはずです。
もし、チームのみんなが速いからついていくのが大変!といった場合は・・
そもそも体力に合わせたグループを探すようにする、など工夫できますね。
他にもたとえば「乗り方」を工夫することでも、キツさは下げることができます。
ロードバイクに乗るときは、脚力を使うわけですが・・
たとえば「体重」をうまくプラスして、省エネで走れるようするとかですね。
ロードバイクがキツすぎる!というときは、乗り方が原因の場合もあります。
ロードバイクは乗り方を改善すれば、使うエネルギーを半分とかにできるものですので・・
体力そのものは変えられなくても、乗り方を変えれば「あれ?きつくなくなった・・」となるかもしれません。
疲れずに乗る具体的な方法については、
上の記事で解説しました。
やめなくていい⑤:どこを走ればいいかわからない
ロードバイク、せっかく買ったけど・・
どこを走ったらいいのか、わからない!
なのでもう、やめたほうがいいのかなぁ・・となるケースもあります。
確かに日本は、ロードバイクで走りにくい国です。
街は混雑していますし、郊外も細い道が多いですし・・
ぜんぜん快適に走れなくて、いっそやめてしまおうかな、となりがちなのです。。
しかしここは快適な道を探すスキルを身につければ、さくっと解決します。
具体的な道探しのコツについては、
上の記事で解説しているのですが・・
走りにくい日本でも、いろいろ試行錯誤すれば「走りやすい道」は探し出せます。
そしてそういった道だけを、ピンポイントで走るようにすれば・・
「快適じゃないので、走るのやめたい。。」は解決できるはずです。
実際に私自身、今は「あらゆる道をロードバイクで走る」はしていないです。
走りやすくて快適な道を探し出し、そこだけを走るようにしていて・・
走りにくい道、危険な道はできるだけ避けています。
なのでもし、どこを探せばいいかわからないので、もうやめたい。。
そう思われる場合は上で挙げた記事も参考に、いちど「道探し」を追求してみるのをおすすめします。
やめなくていい⑥:やめとけ、と言われた
ロードバイクなんて、やめとけ!と言われた・・
そんな場合も、やめなくていいケースの筆頭です。
ロードバイクはけっこう、やめとけと言われる趣味です。
お金はかかりますし、場合によっては危険ですし・・
やらない人から見ると「いやいや、ロードバイクなんてやめとけよ・・」と見えるものかもしれません。
特に夫が、妻にやめとけと言われるケースは多いようですね。
家庭のこともあるのに、ロードバイクにお金や時間を使うなんて・・!という感じです。
とはいえ、その場合も基本的には、やめてしまう必要はないです。
ロードバイクにかかるお金は正直、大人の財布からすれば安いものですし・・
やたら改造したり、何度も買い替えたりしない限りは、すごく高いお金が掛かるものではないです。
そして掛かる時間についても、上で書いたように「長時間かからない走り方」をすれば問題ないです。
まさか時々、1時間ほど走るのを止められることも無いでしょう。
「危険」に関しても、工夫でかなり軽減できるわけですね。
広くて走りやすい道や、サイクリングロードだけを走るようにして・・
そういう道まではクルマで運ぶ!とすれば、かなり変わります。
もちろん危険をゼロにはできませんが、それはどんな活動でも同じです。
もちろん場合によっては、泣く泣く手放さなければならないのかもしれません。
状況は本当に、人それぞれですし・・
しかしロードバイクは工夫次第で、状況をかなり変えることができます。
なのでやめとけ!と言われてもいきなりやめてしまうのではなく・・
まずは、いろいろと試行錯誤してみるのをおすすめします。
やめるのも仕方がない①:より好きな趣味ができた
ここからはロードバイク「やめるのも仕方がない」ケースを解説していきます。
ロードバイクをやめるのも致し方ないかな、と思うケースは・・
第一に他に、より好きな趣味ができた場合です。
どの趣味が「ハマるか」は、人によって違ってきます。
そして、いろいろと試してみて初めて分かるところでもあります。
なので、いろいろな趣味を試してみて・・
その過程でロードバイクより、ずっと好きになれる趣味が見つかった!
そうなる場合ももちろん、あります。
そして趣味というのは、それなりに時間を使うものです。
なので仕事などで、忙しい日常のなかで・・
いくつもの趣味を同時進行でやるのは、なかなか厳しいかもしれません。
なので、ロードバイクより好きになった他の趣味を、全力で楽しみたい・・!
しかしそのためには、ロードバイクはやめてしまうしか無いかなぁ。。
と、そういったポジティブな理由であれば、ロードバイクをやめてしまうのは仕方ないのではと思います。
やめるのも仕方がない②:「合わない」ことが分かった
ロードバイクをやめるのも、仕方がないケース・・
ふたつめに思いつくのは「合わない」ことが分かった場合です。
最初のうちは楽しいかな?と思って、ロードバイクを買ってみたんだけど・・
実際にやってみたら一切、まったく、楽しくなかった。。
もしくは最初は楽しかったんだけど、すぐに楽しくなくなってしまった・・
工夫をしたところで、また楽しくなる見込みも、なさそう。。
そんな場合はやっぱり、やめるのも仕方がないでしょう。
趣味には、人によって「合う合わない」があります。
なので実際にやってみて、まったく合わないことがわかったなら・・
それを無理に続けるのは基本的に、時間の無駄ということになってしまいます。
やってみたら合わなかった・・というのは、私の場合は「ゴルフ」がそうでした。
上司や同僚の勧めもあり、楽しそうかな?と思って始めてみたのですが・・
残念ながら全っ然、まっったく、楽しくなかったです・・笑
もちろんゴルフを楽しんでいる人をディスりたいわけではなくて、私個人の感想です。
とはいえ趣味というものは、合わないときには決定的に合わないものですので・・
無理だなと思ったら撤退したほうがいい、と思います。
・・ロードバイクとゴルフの両方が好きな人って、なかなか、居ない気がします・・
(当社調べです)
やめるのも仕方がない③:あまりにも忙しくなってしまった
生活があまりにも、忙しくなってしまった場合・・
これもやっぱり、やめるのも仕方がないです。
上で「時間がない」場合なら、やめなくていいとは書きましたが・・
たとえば睡眠時間を削らなければいけないとか、そういうレベルの場合もあります。
そんな状況では乗り方をいくら工夫しても、限界がありますし・・
何よりロードバイクは健康とかを犠牲にしながらまで、続けるものではないでしょう。
プロではないのなら、あくまで趣味・遊びですので・・
とはいえ今後、忙しさが解決する見込みがあるのなら一旦、中断するのもアリです。
それなりに余裕がでてきたら、その時点で復帰すればいいわけですね。
ロードバイクは逃げませんので、焦らずじっくりと時期を待ちましょう。
「始めるのをやめたほうがいい」のは、こんな場合
まだ、ロードバイクを買っていない状態、買おうかな?と迷っていて・・
家族や友人に「始めるのはやめたほうがいい」と言われた!
こっちの場合についても解説してみます。
始めるのをやめたほうがいい!と言われる場合、その理由は、
- 危ないから
- 高価すぎるから
- つまらないから
という感じになると思います。
なので、それぞれの視点から・・
ロードバイクは本当にやめておいたほうがいいの?を考えてみます。
危ないから、やめたほうがいい
ロードバイクは危ないから、やめたほうがいい!
これは、ロードバイクなんて始めないほうがいいよ!と言われる理由の筆頭だと思います。
そして確かに、ロードバイクに危険はあります。
クルマが走っている車道を、生身で走るわけですので・・
もちろん、事故などのリスクが無いとは言えませんよね。
とはいえ、そもそも日常で歩道を歩いていても、事故のリスクはあるものです。
そして、走るための「道選び」をちゃんとやっていれば・・
ロードバイクのリスクは日常のリスクと、そう大きくは変わらないのではないか、と個人的には思います。
ロードバイクで安全・快適な道を選ぶ方法は、
上の記事で解説しているのですが・・
日本はもともと、ロードバイクで走りにくい国です。
道は狭いし、交通量は多いし、山は多いし・・
ロードバイクで走りやすいエリア代表の「欧州」と比べると、雲泥の差があります。
なので「適当に」道を選んでしまうと、やたらと危ないエリアに迷い込みやすいのです。。
しかし交通量が少ない道とか、サイクリングロードとかの「走りやすい道」を選べば・・
そういった走るときのリスクはかなり軽減できます。
なので危なくないところだけ走るので、大丈夫というのは、やめたほうがいい!と言われたときのひとつの考え方だと思います。
もしくはちょっと発想を変えて、ロードバイク「以外」を選んでおく、というのも選択肢です。
例えばクロスバイクとか、折りたたみ自転車とかですね。
ロードバイクだと確かに、車道を高速で走り回ることが多いものですが・・
「クロスバイク」にすれば一般的に、走りはかなりマイルドになります。
そして「折りたたみ自転車」にした場合は、危ない区間を輪行でパスしてしまうこともできます。
そしてそれぞれ、「自転車趣味としての楽しさ」はロードバイクに劣らないほどにあります。
なのでもし「ロードバイクが」危ない!という論調で、家族などからやめたほうがいいと言われるのなら・・
他の自転車カテゴリにしておく、というのも選択肢にはなってきます。
高価すぎるから、やめたほうがいい
ロードバイクは「値段が高すぎる」から、やめたほうがいいよ!
これも、やめておいたら?と言われる理由になりやすいです。
ロードバイクは高い!というイメージが、一般的にもあるものですが・・
選び方によっては確かに、本体で100万円や200万円が飛ぶくらいは掛かります。
なので家計にダメージがあるから、やめたほうがいい!・・は無理もないかもしれません。
とはいえ、ロードバイクは「安く楽しむ」ことも全然できます。
車体本体も安めのところを狙えば、10万円ちょっとくらいに抑えることはできますね。
そしてそのくらいであれば、家計に響くコスト!と言うほどにはならないのでは・・と思います。
さらには、ちょっと高めのロードバイクを買ったとしても「お金がかかる趣味」の中では、比較的安価です。
例えば「クルマ」とかと比べると、桁がひとつ少ないですね。
なので、ロードバイクは掛かるお金が多すぎるからやめたほうがいい!
これに対しては実際、そこまで多くは掛からないので大丈夫なのでは?が個人的な意見です。
つまらないから、やめたほうがいい
ロードバイクは「つまらない」から、やめたほうがいいよ!
これも止められるときの、よくある理由となります。
とはいえ言っている人が、ロードバイクを実際に経験して、つまらなかったからといって・・
「あなたが」つまらないと感じるか?は分かりません。
このあたりは人それぞれだからですね。
さらに、ロードバイクを「やったことがない」人が、どうせつまらないよ!と言うこともありますが・・
これは正直、聞く価値も無いでしょう。
何の根拠も無いか、あるとして「ロードバイクはつまらないと人に聞いた」くらいの薄い根拠しか無いのなら、それは聞かなくていいですよね。
そして、あなたがつまらないと感じるのか?面白いと感じるのか?
ここはもうやってみないとわからないところです。
なので、ここは「始めるのをやめておく理由」にはなり得ないのです。
と、ロードバイクを始めるのはやめたほうがいい!と言われるのはよくあることですが・・
やめたほうがいい「決定的な理由」というのは、あまり無いような感じがします。
もちろん最終的には、すべて自己責任での判断になりますが・・
もし面白そう!と思うなら、始めてみてもいいのではと思います。
今回はロードバイクはやめたほうがいい?をテーマに解説してみました。