気持ちよく、ロードバイクで飛ばしていて・・カチッと変速。
普通なら、カシャッ!と一瞬で変速するはずなのに・・
なぜか、カシャカシャカシャ・・とギアの上でチェーンが踊って、うまく変速できない。。
もしくは変速したのに、カシャ、カシャ・・と延々、チェーンがギアに擦れ続ける。。。
こんな「変速がうまくいかない」問題は、
ほんとうに、自転車趣味あるあるです。
原因がよくわからないと、何ともできずに、ずっと付き合うしか無かったりするのですが・・・
しかし対処法さえわかれば、意外と簡単に、さくっと直せるところだったりします。
この記事では変速がうまくいかない・・!を、なんとかする方法を徹底的に解説していきます。
目次
「変速調整」がうまくいっていない
まずはなんといっても、これです。
自転車のほとんどのパーツは、複雑な調整とかは不要なのですが・・・
中でも「変速機」まわりだけは、精密な調整が必要で、
ボルトをすこし回しすぎたりとかで簡単に、狂ってしまいます。
もちろん乗っているあいだにいろいろな原因で、狂っていくこともありますので・・・
なぜか変速がスムーズにいかなくなってきた・・!というのであればまずは、
変速の再調整を検討するべきだと思います。
変速調整は、ショップに持っていってやってもらうのが、
身もフタもないかもしれませんが、一番簡単だと思います。
自転車をショップで購入した場合、定期的な無料点検をしてくれるところは多いですし、
そこで変速機の再調整は通常、やってもらえると思いますので、そういう機会を使うのが一番でしょう。
もしくは、携帯工具を持って走っていれば、
走っている最中にちょっと止まって、自分で調整し直すこともできます。
自分でさくっと調整する方法は、この記事で解説していますが、
簡単な調整は、ネジをくるくる回すだけでできますので、自分でやってしまうのもおすすめです。
走りつつ、実際に変速機を動作させながら、
もっとスムーズに変速するように調整・・とやっていくと、うまくいきやすいですね。
変速機の「グレード」を上げてみるのも手
変速まわりの装備の「グレード」を上げるのも、ひとつの手だと思います。
変速機は自転車パーツの中でいちばん、「グレード」の影響が大きいところだと思います。
例えばハンドルとかペダルとかを、高価なハイグレード品に換えたとしても、
そんなに違いを実感できないと思うのですが・・・
変速機をグレードアップすると明らかに、変速のスムーズさはアップします。
これは私の実体験としてもそう思いますし、
ブログなどでいろいろ情報を見ても、そう言う人が多いのではないかと思います。
例えばシマノだと「アルテグラ」「デュラエース」といったものがトップグレードになりますが・・・
すべてのパーツをハイグレードにすれば、ものすごいお金がかかりますが、
互換性さえ大丈夫なら、今のパーツで変速機だけハイグレードに替えてしまうというのも、有効です。
なので「シマノの互換性情報PDF」(クリックするとシマノのページより、PDFがダウンロードされます。)といったところから、互換性を確認したうえで、
例えば・・・
例えばこういった、ハイグレードの変速機に交換してしまえば、
今よりも変速のスムーズさを、レベルアップできる可能性はあると思います。
「変速タイミング」を工夫する
原因は機材のほうではなく、「乗り方」のほう・・
という場合も、あるかもしれません。
変速をスムーズにする、いちばん大事な要素はやはり変速のタイミングだと思います。
どういうタイミングが良いのか?・・というと、
チェーンにトルクが掛かっていないタイミング、ですね。
自転車に乗っていると、加速するとき・登りなど、
強い力を掛けたくなることはありますが・・・
この強い力を掛けた瞬間に、変速してしまうと、
変速はスムーズにいかなくなります。
変速するとき、チェーンは「脱線」するわけですが、
そのタイミングで強い力が掛かっていると、さくっと脱線してくれず、ガクッ!という感じになるわけですね。
なので変速するときは、脚を回しながらも力を抜いて、軽くペダリングしている状態で変速すると、
カシャッ!カシャッ!・・とスムーズに変速するようになります。
・・と、変速がうまくいかないときの改善ポイントについて、解説してみました。
変速がスムーズじゃなくてガチャガチャ言っていると、かなり、ストレスがたまるものです。。
しかしちゃんと対処すれば、いとも簡単に直ったりするところですので、
ぜひ、色々試してみては・・と思います。