リクセンカウルの、フロントバッグアタッチメントを買った!
もしくは、買おうかな?と迷っている・・・
でも・・どう装着するの?
この記事では、リクセンカウルのアタッチメントの装着方法って、どんなふうにやるの?
簡単なの?難しいの?何分くらいかかるの?
そんな疑問に答えていきます。
装着の手順は、こんな感じ!
まず、肝心のアダプター本体なのですが・・・
私が今回、用意したものは、
この、「Klickfix」のリクセンカウル対応アダプターです。
私の場合は、31.8mm径のハンドルバーに使うのでこれを選びました。
現代、たいていのロードバイク系自転車は、そのハンドル径だと思いますが・・・
もし、ハンドルバー径が「25.4mm」の場合は、
こちらのほうが、対応となりますね。
対応するハンドル径を間違えると、装着自体ができませんのでご注意ください。
購入したもので、装着にかかわるパーツだけを並べると、
こんな感じです。
ちょっと、わかりにくいと思われるのが・・・
右下のほうにある、この部品ですね。
これは・・・
こんなふうにワイヤーを通して、ボルトを締めることでワイヤーを固定する「ワイヤー受け」ですね。
では、実際に装着していきます。
説明書があるので、それも参照しながらのほうがいいでしょう。
結構、わかりにくいですが・・笑
順番なのですが、
まず、さきほどお見せした「ワイヤー受け」をアダプター本体に、装着してしまいましょう。
この赤丸の部分に、手ですぽっと装着します。
注意点として・・・
こんな感じで、ワイヤー受けの穴が「空いた」状態にしておきましょう。
もし、
こんな感じで「閉じた」状態で入れてしまうと、もちろんワイヤーが通らないですので。。。
そして、ワイヤーは上から下に通ることになりますので、
こんな感じで、ワイヤー受けの穴が「縦方向に」向いた状態で、入れるようにしましょう。
穴がヨコ向きの状態で入れてしまうと、もちろん、ワイヤーを通すことができません。
そしたら次に、ハンドルバーに装着していきます。
まずは、装着用のプラスチックパーツを、
こんな感じで、ハンドルバーにすぽっと装着し、 そこに・・・
さくっと、アダプター本体を装着します。
装着したら・・・
こんな感じで、ドライバーで固定していきます。
注意点としては・・・
ここで、ガッチリと固定するわけではない、ということです。
ネジをしっかり固定したとしても、
この時点ではアダプターは、くるくる回る状態のままです。
実際、手を離すと・・・
こんな感じで簡単に「おじぎ」してしまいます。
ここでのネジ留めは、がっちり固定する役割はまったく無く、
固定するのはあくまで、次の「ワイヤー留め」の段階なんですね。
ネジはほとんど、固定の役には立たなくて、
バッグの重さはワイヤーがすべて受け止める、というシステムなのです。
これだと、重すぎてバキッ!といくことは無いですし、
ワイヤーが切れてしまわない限りは、垂れ下がってしまうことはない・・ということですね。
よくできた仕組みだなぁ・・と思います。
それでは実際に、ワイヤーで固定していきます。
まず、付属のワイヤーを、
こんな感じで、ステムの下にくぐらせて・・・
ここの穴から通すことで、さきほどアダプターに挿入した「ワイヤー受け」の中を通します。
通したら、固定するわけですが・・
ここでひとつ、コツがあります。
説明書に書いてあるのですが、ワイヤーは「最低2cm」出た状態で固定しなければいけないです。
なので・・・
こんな感じで、片方のワイヤーが2cmを少し越えるくらい出た状態で、まず片方を固定してしまいます。
この時点ではがっちり留めずに、仮固定でかまいません。
4mmの六角レンチが対応していますので、こんな感じで固定するわけですね。
固定したら、次にもう片方の穴に通したワイヤーだけで、長さを調節できます。
こんな感じで、手でかなり強い力を加えた状態で、アダプターがだいたい水平になるように、
長さを微調整していきましょう。
ワイヤーは、使っているうちにわずかに伸びていきますので、
アダプターは「水平よりもわずかに上向き」のほうが良いかもしれません。
ちなみにこの状態で、実際にフロントバッグの取り付けテストもできます。
私はフロントバッグとして、
このフロントバッグを採用しました。
このバッグはそのままでは、リクセンカウルに対応はしませんので、
バッグアダプターを装着し、リクセンカウルに対応させました。
リクセンカウルの純正バッグなどよりも、かなり、安くあがりました・・笑
これを、
こんな感じで、実際に荷物を入れたバッグを、装着してみましょう。
そしてバッグが水平、もしくは水平よりわずかに上向きになるよう合わせると、いいと思います。
角度が、バッチリ決まりましたら・・・
その状態で、六角ボルトを「本締め」していきます。
締め付けトルクは、説明書で「5 N・m」と指定されていますので、
このトルクがいいでしょう。
私自身はトルクレンチとして、
上のものを愛用しているのですが・・
トルクレンチはここに限らず、自転車整備のさまざまな部分で使うものです。
なので、トルクレンチをもしお持ちでないとしたら、調達しておいてもいいのではないか・・と思います。
そしてトルクレンチを使って、こんな感じで、トルクが5.0 N・mになるまで締め付けるわけですね。
2個、両方のボルトを締めてしまいましょう。
これにて、完成です。
この記事を書いている時点ではまだ、試験運用くらいなのですが・・・
そこそこ荷物を入れてもしっかり支えてくれますし、バッグの着脱もほんとに一瞬!の、
すごくいいシステムですね、これ。笑
リクセンカウルが自転車乗りのあいだで人気になるのも、わかる気がします・・・
リクセンカウルのアタッチメント、装着はどんな感じ?と気になる方の、
参考になれば嬉しいです。