ロードバイクでは、ひとりで走るべきです。
・・・寂しい奴、と言わないでください(泣)
ロードバイクで走るときには、一人で走るソロスタイルと、
数人でいっしょに走るパーティースタイルとがあると思います。
私としては、人と一緒に走ることも特に嫌いではないため、
複数で走ることも、これまでに何度もあったのですが・・・
しかし私は、ロードバイクは基本的に1人で楽しむのが自然なものだ、
そしてパーティースタイルは「限られた条件」の場合でしかするべきでない・・という結論になりました。
その条件なのですが・・・
②:「パーティー全員の脚力がだいたい同じか、いちばん遅い人に合わせることに全員が同意していること」
③:「パーティーの中に、仲が悪い組み合わせのメンバーが居ないこと」
の3つを、私としては重視するようになりました。
目次
パーティーにリーダーが居る
自転車でパーティーを組むときには、基本的に、全員が同じ道を通り、同じ目的地を目指します。
また、走るスピードや、休憩のタイミングも全員が同じになります。
スポーツなどによっては、個人個人が自分で考えて行動することがなにより重要であったりするのですが・・・
自転車でパーティーで走るときは、上のような事情があるため、基本的に「個人行動は許されない」のです。
そういった状況下で、リーダーの役割となる人が居ないとどうなるか・・・
全体で、同じように行動するべきパーティーがばらばらに活動することになりかねないので、
かなり、走りにくくなってしまうはずです。
リーダーの役割は、たとえばショップ主催のイベントライドなどだと、主催者が担うことが多いです。
友人間で走る場合であっても、基本的に誰が指示を出すのかは決めておいたほうがいいですし、
もちろん場合によっては、自身がリーダーの役割となってもいいでしょう。
ここで言う「リーダー」とその他のパーティーメンバーとの間には、べつに、上下関係がある必要はありません。
単に、意見がバラバラになって走りにくくなったりしないよう、指示をする役割の人・・というだけです。
いずれにせよ、ロードバイクでパーティーを組むときは、パーティー全体が「一心同体」のようになって走ることになるため、
それができるための「リーダー」が居て、基本的には全員がそのリーダーの指示に従う・・という関係がないといけないのです。
全員の脚力がだいたい同じか、いちばん遅い人に合わせる
当然ではありますが・・・自転車でいっしょに走るときは、いっしょに走る全員が、同じペースで走らなければいけません。
これがもしバイクであれば、脚力による差は出ないので問題ないのですが・・・
ロードバイクのライダーには当然ながら、ビギナー、ふつうの趣味人、ベテラン、プロ級・・と、さまざまな脚力レベルの人がいます。
もちろん、プロでもない限りは速く走る義務などありませんので、
自分が楽しめるペースで走ればいいのですが・・・
これが「パーティーを組む」となると、違ってきます。
パーティーで走るときは当然、全員が同じ速さで走ることになりますので、
当然、いちばん遅い人に速さを合わせることになります。
そうなると、速い人はスピードを抑えたまま何時間も走ることになりますので、フラストレーションがたまる場合がありますし、
遅い人は、速い人に対して申し訳ない気持ちになってしまうかもしれません。
もちろん、仲のいいメンバー同士であったり、
そもそもポタリング前提で、最初からゆっくり走るつもりだったり・・であれば問題ないのですが、
私としては、参加者同士のスピードが大きく違う場合、お互いにフラストレーションがたまりやすいので、
そういう場合はパーティーへの参加は控えるようにしています。
仲が悪いメンバーが居ない
これはまあ、言うまでもないことでしょう。
ロードバイクは公道を走る、場合によっては危険な活動です。
当然、ハンドサインや、メンバー同士の意思疎通でできるだけ危険を防いでいくのですが・・・
仲が悪いメンバーなど居ようものなら、そういった疎通に支障が出るかもしれないです。
トラブルにまで発展することは稀でしょうし、
そのトラブルに自分が巻き込まれまですることは、さらに、稀でしょうが・・・
私はメンバー同士の一部にでも、ギスギスした空気を感じたら、
参加は控えるようにしています。
以上、こういう状況ではパーティーへの参加を控えたほうがいいのでは?・・というケースをお示ししました。
私も現在でも、何人かで走ることはあるにはあるのですが・・・
やはり、目的地やルートを設定したり、危険を避けながら進んだり・・というのは、
自己責任のもと自分自身ですべて行うほうが、気楽です。
なので基本的には、ひとりで走るほうがいいと考えるようになりました。
ちなみに私は男性ですが、ロードバイク女子・・女性の場合は、すこし違ってくるのかもしれません。
安全など確保するために、行く場所にもよるでしょうが、2人以上で走るほうが良かったり・・はあるかもです。
ただ、この記事でお話しした「基本的な考え方」は、あまり変わらないのでは?と思います。
誰かといっしょに走るのが大変すぎる・・ストレスになってしまう・・!
という場合には、自転車で誰かと一緒に走るのは意外に難しい・・ということ、
そして、一緒に走るかどうか?を考えるときに、自分なりの基準をつくるようにしておくと、
ぼっちライドとみんなでライドの使い分けが、うまくできるかもしれません。