生活や観光において、自転車をうまく活用すると、
積極的に人混みを避けることができます。
人混みが苦手な方は多いと思います。
私自身、あまり人が多い場所に居続けると疲れてしまうので、人混みはあまり好きではありません。
また、めまいや動悸など体調不良にまでつながってしまう方も、いらっしゃることでしょう。
人混みが苦手な場合は、できるだけ人が多すぎる場所を避けて行動したいところだと思いますが、
徒歩・電車・自動車などの交通手段で向かいやすい場所や、有名な観光地などにはどうしても人が多くなるものなので、
なかなか難しいものだと思います。
しかし、日常生活の中で自転車を活用するようにしたり、
旅先に自転車を輪行で持っていき、旅先で自転車移動をメインにすることで、
人が少ない場所をメインとして活動することができるようになります。
引用:iPhone用アプリケーション「Galileo Map」
© OpenStreetMap contributors
例えば以上の画像は、私が輪行で鎌倉に行き、観光をしたときのマップですが、
赤で示している「鶴岡八幡宮」は有名観光スポットであることもありとても人が多く、
また同じく赤で示している「英勝寺」「寿福寺」も鎌倉駅が近いこともあり、比較的人が多い場所でした。
それぞれ、なかなかに楽しい観光スポットではあったものの、
私は人混みが苦手ですので、あまり長居はしたくないと思いました。
そのとき私は、輪行により現地に持ち込んだ折りたたみ自転車を持っていましたので、
南西のほうにひとっ走りし、
「高徳院」「長谷寺」「御霊神社」といった、混雑地域からやや離れたエリアに向かいました。
それらのスポットは、駅からやや遠いこともあってか、
鶴岡八幡宮などのエリアと比べとても空いており、
とても快適な観光を楽しむことができました。
日常生活や旅先において、自転車をがっつりと使い倒そうとする人は少なく、
電車・バス、また自動車などの交通手段にて行きやすい場所に、人が多くなる傾向があります。
その中であえて自転車をメインとして移動することで、他の人たちと向かう場所を変えることができるため、
積極的に人が少ない場所を選ぶことができます。
なおかつ、あえて自転車で移動することで、人とは違った場所に行きやすくなるため、
他の人がなかなか行かない「穴場スポット」を開拓することができるかもしれません。
なお、人混みの程度は、Yahoo!マップの「混雑レーダー」を使っても調べることができます。
このツールは、マップから混雑度合いを俯瞰することができるため、とても便利なツールです。
そのためあらかじめ、その地域の混雑度合いを混雑レーダーで確認して、
人が少ない場所に向かう、というのも人混みを避ける有効な方法であると言えます。
生活・観光の中で自転車を活用することで、自然と他の人たちと違った動きをすることになり、
人が少ない場所で活動をしやすくなります。
人混みが苦手な方は、移動にあえて自転車を使い、
その機動力を活かして人が少ない場所を狙っていくことで、
より快適に生活したり、空いた観光地で観光を楽しんだり、ということができるようになるかもしれません。