コットンバーテープのメリットを解説。濡れても滑りにくくて最高です

このブログは広告リンクを含みます

コットン製のバーテープ

バーテープが・・・滑る!!

 

ロードバイクなど、ドロップハンドルの自転車に乗られる方であれば、
一度は思われることだと思います。

特に、雨の日は滑りやすくて、危ないですよね。。

 

バーテープは、人によっての「合う・合わない」が、すごくあります。

そのためバーテープには、EVA素材、ポリウレタン、コルク、革・・などなど、いろいろな素材のものがありますし、
どのバーテープを選ぶのかも人それぞれ変わってくると思います。

そして一般的には、EVA素材やポリウレタンあたりのものが定番になっていると思います。

「リザードスキン」といったものも有名ですね。

 

私もそれら「定番」を含め、
これまでにいろいろなバーテープを試してきたのですが・・・

最終的に滑らないバーテープとして、ダントツに優秀だと思ったのは、
なんとコットン製のバーテープでした。

コットン製のバーテープは、滑らないバーテープとして最強かもしれない

コットンは綿ですので、コットン製バーテープはつまりは、綿の布ですね。

コットン製バーテープは、一般的にはマイナー扱いで、
あまりよく紹介されるものではないと思います。

私もけっこう長いあいだ、食わず嫌いでコットン製バーテープは試していなかったのですが・・・

ある機会に、このコットンバーテープを買って使ってみました。

そして・・

 

滑りにくい!

握りやすい!

濡れても滑りやすくならない!!

 

・・・と、その使いやすさにいたく感動し、
その後ずっとコットン製のバーテープを使っています。

 

コットン製のバーテープの握り心地を表現すると、
ちょうど「剣道の、竹刀のグリップ」のような感じだと思います。

剣道の竹刀を握ったことがない方も多いとは思いますし、
私も握った機会はそう多くもないのですが・・・

指先を食い込ませて、指先の力できっちり「握り込む」ことができ、
ふつうは滑ってしまうような状況でも、指先に力を込めることでしっかりとグリップ・ホールドすることができます。

 

対してポリウレタンなどのバーテープは、てのひら全体で「包み込む」ような感じになると思いますので、ここが大きな違いだと思います。

 

そして、濡れても滑りにくくなりにくいです。

 

ポリウレタンなどのバーテープであれば、濡れると表面が水でコーティングされたようになってしまい、つるつるしてしまうのですが・・

コットンだと水はそのまま染み込んでしまいますので、表面が滑りやすくなる・・ということはありません。

もちろん濡れてしまいはするのですが、濡れたままできっちり握り込めるのでさほど問題にはならないですし、
雨が止めばすぐに乾いてくれます。

 

そして、劣化もしにくいです。

コルクやポリウレタンのバーテープだと、ある程度の期間使っていると、少しずつくずれてきてしまうのですが・・・
コットン製は汚れはするものの、致命的に崩れてしまう・・ということはなかなか無いと思います。

これも剣道の竹刀を思い浮かべていただければと思うのですが、長年使った竹刀のグリップは汚れて黒くはなるものの、よほどのことがない限り破れまではしないと思います。

 

・・・と、コットン製バーテープはマイナーで、あまり使われることもないと思うのですが、
使ってみると意外にもメリットが多く、実はいちばん相性のいいものを食わず嫌いしていた・・・ということになっていました 笑。

 

バーテープは手の大きさ、てのひらの質、これまでにやってきたスポーツ・・などによって、「合う合わない」が激しく変わってくると思います。

 

少しマニアックになりますが・・私はそこそこの期間「合気道」という武道をやっていて、
相手の腕をつかんだり、木刀を振ったりするための「握り方」をいろいろ練習していました。

小指をメインで、屈筋ではなく伸筋で掴む・・とか、そんな感じですね。

そのあたりがもしかしたら、コットン製バーテープとの相性が良くなった原因かもしれません・・・

 

というように私は、コットン製バーテープがこの上ないくらいに合うと感じたのですが、
場合によっては、まったく合わない!と感じられる場合もあるでしょう。

しかしバーテープは直接手が触れるところであり、素材や製品選びによる影響はすごく大きいところです。

なのでコットン製を含めいろいろな素材のバーテープを試してみることは、けっこう価値があると思います。

 

バーテープは巻き直すのも大変ですし、いちど巻いてしまうと替えることも少ないと思います。

なので自転車を買ったときに巻かれていたバーテープを、そのまま替えていないという方も多いのではないかとは思うのですが・・・

バーテープは握り心地や乗り心地に、かなり大きい影響がありますので、
まずは試乗車でいろいろな素材のバーテープを握ってみる・・などしてみて、
ご自身の手にばっちりフィットした最強バーテープを追求してみると、面白いかもしれないです。

関連記事
「ベアリングの回りやすさ」「靴からの滑りにくさ」「ペダル軸の剛性」に優れた、三ヶ島製フラットペダルについて解説しています。
23Cから32Cまで、さまざまな太さのタイヤのメリット・デメリットを、実際に使い比べた経験から解説しています。
自転車パーツに関わるすべての記事を一覧します。

 

【SK11 デジタルトルクレンチ】
整備ミス防止の必須ツールです。

Amazon楽天

レビュー記事はこちら
 

運営者:じてまにドクター

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇サイクリングロードマニア
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇ナビデバイスはガーミンウォッチ
◇全部自分で整備するマン
 
詳しいプロフィール

TwitterInstagram
 

よく読まれている記事
サイト内検索
カテゴリー
テーマごと
特殊ページ
最近の投稿
最終更新日ごと

ページの先頭へ