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8インチ、14インチ、16インチ、18インチ、20インチホイールの自転車を乗り比べてみて


街中に佇む小径車

6インチ、8インチといった極小径車・・・

14インチ、16インチ、20インチといった、いわゆる小径車・・・

そして26インチ、27インチ、29インチといった、いわゆるフルサイズ自転車・・・・・・

 

世の中には、いろいろなホイールサイズの自転車があります。

 

たとえばロードバイクであれば、ホイールサイズは700cという、27インチに近いホイールサイズ規格で、
ほとんど統一されているのですが・・

特に、折りたたみ自転車・小径車と言われるカテゴリーの自転車だと、
そのホイールサイズは、6インチから20インチ程度まで、ばらばらです。

 

ホイールサイズは、
どのくらい小回りがきくのか・・どのくらい速く走れるのか・・といったことを決定づける、
自転車のとても重要なパラメーターです。

 

特に、6インチ程度からはじまり、14インチ・16インチ・18インチ・20インチあたりを代表とする、
小さめのホイールサイズだと・・・

わずかなインチ数の違いでも、走りやすさ、乗り味、段差の越えやすさといったものが、
まったく別物と言えるくらいに変わってきます。

 

そのため特に、小さめのホイールの自転車を選ぼうとするときには、
どのホイールサイズの自転車にしようか・・と、
ホイールサイズを軸に、自転車を検討されることも多いのではないでしょうか。

 

私は、小径車が好きで、
自転車趣味歴において、所有自転車・試乗・友人の自転車に乗せてもらった、などで、
これまでにいろいろなホイールサイズの自転車を乗り比べてみました。

 

そのためどの程度のホイールサイズの自転車が、どういう乗り味になるのか・・といったことについて、
語ってみたいと思います。

6インチ・8インチ

まずは6インチ・8インチといった、極小径車です。

 

車種としては、Carry MeやA-bikeが有名でしょうか。

 

ホイールが小さくても、がっつりと漕げば、意外とスピードは出ます。

20km/hくらいであれば、難なく出すことができてしまいます。

 

しかし、ホイールが小さすぎるので、
速いスピードの中で段差を越えたり、安定して走ったり・・ということが難しいので、
結局、スピードは10km台前半程度まで、落とさざるをえません。

 

あくまで、基本的には歩道を走る、徒歩の延長に近い自転車と考えるほうがいいと思います。
たとえば車道をガンガン走ったり、島一周のような使い方をしたり・・ということは、
基本的にできないと思ったほうがいいでしょう。

 

メリットとしては、折りたたみサイズをとても小さくすることができるので、
軽々と持ち運び、さっと展開して、徒歩よりははるかに速く移動できる、
「モバイル自転車」のような使い方が便利だと思います。

14インチ

次に、14インチの自転車です。

車種としては、DAHON Dove Plusあたりが有名だと思います。

 

このサイズだと、当然8インチ程度と比べるとはるかに走りやすいですが、
まだまだ、25km/hを越えるくらいの高速走行は、厳しいです。

 

踏めば速度は出るのですが、
安定感が低く、ふらついてしまうリスクなどを考えると、
車道を飛ばすのはやめておいてほうがいい、と感じました。

 

対して段差に対する強さは、8インチ程度とは比較にならないほどに上がります。

歩道で、普通にみられる段差くらいであれば、ふつうに突っ込んでもふつうに越えることができます。

 

そのため、このホイールサイズの自転車は、折りたたみサイズが小さくなることもあいまって、
いわゆる「ママチャリ走り」で、基本的に歩道だけを走る自転車として考えると、
最強なのではないか、と思います。

16インチ

このあたりから、車道の高速走行も、視野に入ってきます

車種としては、DAHON Presto SLあたりが有名ですね。

 

16インチくらいの自転車だと、
車道を25km/hくらいで走り続けても、不安定だったり、特別にストレスを感じたりということは少なくなります。

 

そのため歩道だけではなく、車道もある程度走りたい、
島一周や、車道を長距離走って旅をしたい・・というのであれば、
16インチが、ホイールサイズ的には最低ラインになるのではないか、と思います。

18インチ

18インチの自転車は、ブロンプトンやBirdy(BD-1)が有名ですね。
(ブロンプトンは16インチと表記されますが、ちょっと違った規格の16インチなので、
実際のホイールサイズはほぼ18インチです)

 

このあたりになると、車道走行への特別なストレスも、ほとんど無くなります

フルサイズのホイールを持つ、ロードバイクなどと比べても、特に不安定だな・・と感じることはありませんでした。

 

歩道の段差も、まったく問題なく越えることができるようになります。

 

そのため、走行性能を重視したい、旅先などでガンガン走り回りたい・・といったニーズにも、
しっかり応えてくれると思います。

 

しかしこのあたりから、車種によっては、
電車に気軽に持ち込みにくいくらいの、大きい折りたたみサイズになってくる車種も多くなります。

 

「ブロンプトン」は、18インチ自転車のなかでも特別に折りたたみサイズが小さくなるので、
人が多めの自転車にも、ストレスなく持ち込めるのですが、
それ以外の18インチ自転車だと基本的に、人が多い電車に持ち込むときには、それなりに邪魔なサイズになってしまいます。

 

そのため18インチ以上のホイールサイズの自転車は、
折りたたみサイズや輪行能力よりも、走行能力を重視した自転車だ、と言えると思います。

20インチ

最後に20インチの自転車です。

このホイールサイズは、DAHONのものをはじめ、さまざまなメーカーの自転車がありますね。

 

このホイールサイズは、
折りたたみ自転車・小径車といったカテゴリーの自転車では最大クラスのホイールサイズと言うことができ、
「走行性能に特化した自転車」と言えると思います。

 

自転車にもよりますが、ロードバイクなどと比べても遜色ないほどの走行性能を持つことが多いです。
(さすがに、競争すれば負けてしまうことが多いですが・・)

そのため、自転車のみでの長距離旅といった用途にも、
まったく問題なく、使うことができるでしょう。

 

対して、折りたたみサイズはとても大きくなり、
「分解し、袋詰にしたロードバイク」と、あまり変わらないような扱いを強いられてしまいます。

 

混んでいる自転車に持ち込むのは、難しくなってきますし、
基本的にはロードバイクと同じように、先頭車両、もしくは最後尾車両を陣取るべきことも多いです。

 

ブロンプトンのような、ホイールサイズに対して、
折りたたみサイズがとんでもなく小さくなるようなチート自転車も、特にはありません。

まとめ

以上、6インチ-20インチの、小さめホイールの自転車について、
実際に乗り比べてみての感想でした。

 

基本的には、ホイールサイズが大きければ大きいほど走行性能は上がりますが、
折りたたんでの持ち運びやすさや、輪行性能は下がってしまいます。

なのでこのあたりは、トレードオフの関係になると思われ、
どこでバランスをとるか、という話になってくると思います。

 

私の感想としては、16インチ-18インチが、いちばんバランスが良いと思っており、
それ以下のサイズの自転車だと、基本的に歩道のみのママチャリ走り前提の自転車で、
それ以上のサイズだと、高速走行に特化した自転車となる・・と感じました。

 

特に小径車において、ホイールサイズは、自転車の性格を決定づけてしまう、
とても重要なパラメータです。

ホイールサイズについて悩まれている方の、
参考となれば幸いです。





運営者:ゆう

 

海岸線沿いのブロンプトン

 
自転車通勤から自転車にハマった、いち自転車マニアです。

Twitterアカウントはこちら
 
【年齢・性別】30歳台、男性

【生息地】九州のどこか

【自転車趣味歴】7年程度

【職業】
現在:企業の産業医
元:総合病院の内科医・研究員

【自転車乗りとしての特徴】
◇貧脚・ゆるポタ勢
◇折りたたみ自転車・輪行大好き
◇フラットペダル派
◇好きな素材はクロモリ
◇全部自分で整備するマン

【所有自転車】
ブロンプトン:独自の魔改造がほどこされた、超小さくなる折りたたみ自転車です。クルマに常備したり、輪行で旅先に持ち込んだりと使い倒しています。

SURLY CrossCheck:初めてフレームから組み上げたロードバイク系自転車です。ハンドルやタイヤを換装することで、マウンテンバイクモードとかクロスバイクモードとかにチェンジできます。

以上の2台です。

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