折りたたみ自転車を「室内保管」すると・・
盗難!いたずら!雨風による錆び・・!
といったイヤなトラブルから、ほぼ完璧に守ることができます。
折りたたみ自転車はもちろん「折りたためる」が強みの自転車で、
もちろん折りたためるほうが圧倒的に、室内保管はしやすくなります。
なので折りたたみ自転車を使っているのなら、家の中に置かないのはもったいない!
・・と、言えるかもしれません。
私自身も基本的に、折りたたみ自転車はずっと室内保管しています。
しかし折りたたみ自転車であっても、家の中で保管するときの「注意点」はけっこう、あったりします。
なのでこの記事では、折りたたみ自転車を室内保管するときは、どんなところに気をつければいい?
そういった「保管方法のコツ」をお話ししていきます。
目次
「玄関までのルート」を考えておく
まず第一に・・「室内保管場所から、玄関までのルート」を考えておくと、スムーズにいきやすいです。
具体的にはたとえば、「置き場所」を玄関の近くにしておけばするほど、家からの持ち出しは簡単になります。
もちろん広さによっては、玄関そのものに置いておくのもアリですね。
(なので玄関が広い家だと、かなり有利です)
そして折りたたみ自転車を持ち出すとき、「玄関までのルート」に物があったりすると毎回ぶつかりそうになって、ストレスがたまってしまいます。。
なのでスムーズな持ち出しのために、玄関まわりにはほとんど物を置かない!
としてしまうと、かなり快適になります。
そんなことか?と、もしかしたら思われるかもしれませんが、
このあたりは持ち出しのときに「毎回毎回」かかわってくる、基本的なところですので、意外と影響はデカいのです・・
場合によっては、このあたりが疎かで持ち出しが面倒になって、乗らなくなる・・なんてことになるかもしれません。
どんな家に住んでいるか?間取りは?というのは人それぞれですが・・
「自転車を持ち出す手間」を最小限にする!
を考えて置き場所などを考えると、折りたたみ自転車の室内保管は、かなりスムーズになると思います。
「室内ですぐ整備できる」よう環境を組む
意外にも、これが有効だなぁ、と思ったコツは・・
室内で、すぐに「整備」できるようにしておく!
ということです。
室内保管の大きなメリットは、「部屋にいながら、いつでも自転車にアクセスできる」ということです。
たとえば駐輪場に自転車を停めているなら、自転車をちょっと改造しようとしたとき・・
駐輪場まで行くなり、駐輪場から自転車を運んできたり・・など、手間がかかりますよね。
しかし室内保管ならもちろん、いつでも、自転車がそこにあります。
なので「その場で整備」がしやすい環境を組んでおく
これができると、かなり快適になってくれるのです。
具体的には・・
こんな感じで、自転車整備に使う工具たちを自転車の近くに置いておいて、いつでも使えるようにしておきます。
そして折りたたみ自転車のほうは、折りたたんだ状態からさっと展開すればすぐにでも整備できますし、
こんなふうにメンテナンススタンドに、常に載せておくというのもアリだと思います。
これだと思い立ったときに即!メンテができますので、かなり快適なのです。
メンテナンススタンドは何でもいいのですが、たとえば私自身は、
この記事で解説している「サンワダイレクト 800-BYWST」を使っています。
私自身は自転車を室内保管していなかった頃は、ちょっとした整備のたびに駐輪場まで行ったり、自転車を玄関あたりまで持ち運んだりしていました。
しかしそれはかなりの手間でしたし、真夏や真冬といった「外で作業しにくい季節」ですとさらに、大変でした。。
なのでこの「室内保管 x 室内整備」のコンボをやるようになったところ、圧倒的に快適になり、
以後ずっとこのスタイルでやっている・・という感じです。
「クルマ内保管」も便利
自動車の中に、折りたたみ自転車を「常備」してしまう・・という方法も、それはそれで便利です。
ちょっと、室内保管そのものとは話題がズレるかもですが・・
トランク・・つまり貨物室内に「室内保管」というわけですね。笑
こんな感じです。
クルマの中に折りたたみ自転車を積んでいれば、クルマからいつでもどこでも、自転車を出動させることができます。
たとえばクルマで走っている最中、走りやすそうなサイクリングロードを見つけたので、ちょっと走ろう・・
みたいなことを私自身、実際にやっていますし、すごく便利で楽しいです。
かつ・・クルマ内保管でも、イタズラや盗難から守る・・といった「室内保管のメリット」はちゃんと得られます。
さすがにクルマのトランクをこじ開けて自転車を盗もうとしたり、イタズラされたり・・というのは稀ですよね。
なので駐輪場に置いておくよりは、かなり安全になると思います。
もちろん、ずっとクルマ内に置いていてもいいですし・・
ちょっと、多めにメンテしよう・・というときは家の中に置いておいて、
ちょっと、クルマでサイクリングロードを楽しみたいな・・という時期には、クルマの中に置いておく・・
といった、室内保管の「使い分け」も有効かもしれません。
「ベランダ」での保管は、おすすめしないです
置ける場所の候補として、ベランダがあります。
そしてどうしても部屋が狭かったり、置ける場所が確保できなかったり・・だと、
折りたたみ自転車をベランダに置いておく、という選択肢がでてくると思います。
しかし私としては、自転車をベランダで保管するのは、おすすめしません。
理由は・・私自身、ベランダで保管していてぼろぼろに錆びさせてしまったことがあるから、です。
持つ自転車が増えてしまったとき一時期、ベランダに折りたたみ自転車を置いていたのですが・・
ベランダは屋根もあるし、大丈夫だろうと思っていたのですが、
半月ほど放置しただけなのに、自転車にはかなりの錆が浮いてしまい・・
あわてて室内に回収したものです。
ベランダだと完全な屋外ほどではないものの、雨風の影響をじゅうぶんに受けてしまうようですね。。
折りたたみ自転車は小さくできますので、折りたたんでなんとか室内に入れて、
ベランダでの保管はなんとか回避しておくほうがいいと思います。
と、いろいろお話ししてみましたが・・
折りたたみ自転車は「折りたためる」という、せっかくの圧倒的メリットがありますので、
これを活かして保管は室内で!というのは、なかなか悪くない選択肢なのでは・・と思います。
今回は折りたたみ自転車の室内保管についてお話ししてみました。