自転車でスムーズに走るために、ルートデータを作成したいなぁ・・
ほう、どうやら「GPX」という形式を使うのが、ポピュラーらしい。
でも・・GPXファイルって、どう作るの?
例えばガーミンのナビとかを使っていると、よく使われるのがこのGPXファイルです。
スマホのナビアプリなんかでも「GPXファイルに対応!」を売りにしているものは、多いですね。
これを入れればルートが表示できるわけなので、用意すればいいわけなのですが・・
どうすれば作れるの?どこから用意するのがスムーズなの?
というのは、よく迷われるところのようです。
私自身、ナビに使うルートデータはすべてGPXファイルにしていて、GPXファイルを使い倒しています。
なのでこの記事では、GPXファイルはどう作成するのがいいの?
を、解説していきます。
目次
各種「マップサービス」を軸に作成
GPXファイルはどう作るのが、いちばん快適?
自分の使っている「マップサービス」を軸にする
のが、いちばんだと思います。
自転車乗りがよく使っているマップサービスは?
この記事を書いている時点だと、このあたりがポピュラーだと思います。
私自身は現在、① と ② のふたつを愛用しています。
そしてこれらのマップサービスはそれぞれ、サービス上でルートを作成し、それをGPX出力することができます。
どのマップサービスを使うか?は好みなので、ご自身に合うものを選べばよくて・・
選んだらそのサービスでルートを作り、GPX出力すればOK!というわけですね。
もし、まだ特にマップサービスを使っていない、何がいいのか知りたい・・
という状況であれば、上で紹介した4つのうちどれかを選んでおけば、大きな間違いはないかなと思います。
「ガーミンコネクト」でGPXファイルを作る
具体的にどんなふうに、GPXファイルを作るの?
まずは、ガーミンコネクトから解説してみます。
(リンクのクリックでサービスに飛べます)
(使用には、ガーミンアカウントの作成が必要です)
そしてまずは、実際にルートを作らないと始まらないのですが・・
ガーミンコネクトを使ったルートの作成方法は、
上の記事にまとめましたので、ルートの作り方を知りたい!という場合はこちらをご覧ください。
走りたいルートが作成できたら、これをGPXファイルに変換していきます。
とは言ってもまあ、ここは、ぜんぜん難しいところは無いです。
作成したルートを、
「ガーミンコネクト」より画面を引用
こんな感じでふつうに開き、右下にある三点マーク(赤丸で囲みました)をクリックします。
そして、
「ガーミンコネクト」より画面を引用
「ダウンロード(GPX)」をクリックするだけです。
それでGPXファイルがダウンロードされると思います。
ガーミンコネクトは私自身も愛用していて、この記事を書いている時点では、ルート作成にいちばん使いやすいサービスだと思っています。
特に、自転車乗りに定番の「ガーミンデバイス」を使っているなら、一択!と言えるくらいですね。
そしてルートの「GPXファイル化」も、いとも簡単にできますので・・
ナビに使うルート用GPXが欲しい!という場合は「ガーミンコネクトを軸にする」というのは、
検討していい選択肢なのでは、と思います。
「グーグルマップ」でGPXファイルを作る
グーグルマップといえば、知らない方は居ないほどの有名サービスですが・・・
このグーグルマップを軸にして、GPXファイルを作ることもできます。
具体的な、ルートの作成方法は・・
上の記事で解説しています。
(記事の該当部分に、直接リンクを貼っています)
いろいろとルート作成サービスがある中、なぜグーグルマップで作るのか?なのですが・・
グーグルマップはあのグーグルが直接運営する、ド定番サービスです。
なのでサービス自体が「安定」しています。
例えば少し前に「ルートラボ」という大手ルート作成サービスが、サービス終了してしまいました。
比較的小さなルート作成サービスだと同様に、突然終了する可能性はあるわけですが・・
グーグルマップほどの、誰もが知る大手サービスになってくると、そのリスクはすごく低くなるでしょう。
アカウント作成ナシで利用できるというのも、意外に大きいポイントです。
もちろんグーグルアカウントを使ってもいいのですが、グーグルマップはアカウント無しで使うこともできます。
(このあたりの仕様は、変わることがあるかもしれませんが・・)
なので例えば、出先のネットカフェでログイン無しで、さくっとルート作成したり・・なんてことができたりします。
と、他にもありますが、こういった「グーグルマップならではのメリット」が結構ありますので・・
私自身は記事を書いている現在、ガーミンコネクトとグーグルマップの2本槍でルートを作っています。
そして、グーグルマップでGPXデータを作成するには、Maps to GPXというサービスを使います。
使い方は簡単で、グーグルマップでルートを作成したら、その画面のURLをコピペするだけです。
それで、GPXファイルがダウンロードできると思います。
グーグルマップ自体には私が確認した限り、GPXファイルを作る機能は無いようでしたが・・
上のツールを使えば簡単に、グーグルマップからGPXルートデータを作成できます。
なのでグーグルマップを軸に、GPXファイルを用意する・・というものアリな選択肢になってくると思います。
以上、この記事では私自身が使っている2サービスを軸に、GPXファイルを作る方法を解説してみました。
もちろんGPXファイルはさまざまなサービスから作れますし、挙げた方法は一例にすぎないのですが・・
うまくGPXファイルを作れるようになれば、ロングライドなどが圧倒的に快適になりますので、
ぜひ、いろいろ試行錯誤して自分自身の「やり方」を開拓してみては・・と思います。
今回は自転車ルートデータを「GPXファイル」形式で作る方法を解説してみました。