折りたたみ自転車を買おう!
でも・・どの車種を選ぶか、迷う・・!
折りたたみ自転車には、いろいろな種類があります。
なので、どれを選ぶか?・・は、折りたたみ自転車を買おうとするとき、迷いまくるところだと思います。
私自身、何年も前に折りたたみ自転車の「ブロンプトン」を購入したのですが・・
買う前はどれにするか?と散々、悩んだものです。
もちろん、どの折りたたみ自転車が良いか?は人それぞれです。
なので「選び方」を知った上で、どれを選ぶか?を自分自身で考えていくことになると思います。
折りたたみ自転車の選び方は、どうすればいい?
どんな折りたたみ自転車を選べば、後悔しない?
以下、「考え方のコツ」を解説していきます。
目次
「折りたたみサイズ」が、まず重要
折りたたみ自転車には、いろいろなパラメーターがあります。
「速さ」、「値段の安さ」、「頑丈さ」、「軽さ」、「見た目のかっこよさ」などなど・・
そして、折りたたんだときの大きさ・・「折りたたみサイズ」も、重要なパラメーターのひとつです。
どのパラメーターを重視するか?も人それぞれなわけですが、私自身の考えとしては・・
「折りたたみサイズ」が、自転車のパラメーターのなかで一番重要
だと思います。
理由は、折りたたみサイズが少しでも小さいと「輪行」が圧倒的にラクになるからですね。
特に日本は、混んだ電車が多いですので・・
折りたたみサイズを数cmでも小さくできれば、狭い電車の中でも、
あ、ここは折りたたみ自転車を置ける!という場所が、かなり増えていくものです。
なので、折りたたみサイズが小さい自転車を選ぶ!というのが、
折りたたみ自転車で迷うときには、まず考えておくほうがいいことなのでは・・と思います。
では、折りたたみサイズが小さい自転車って、どれ?
ここは「ブロンプトン」か?「極小径車」か?
の2択になってきたりします。
折りたたみサイズ重視①:ブロンプトン
折りたたみサイズが小さい自転車・・
で、まず挙がってくるのが「ブロンプトン」です。
ブロンプトンの「具体的なサイズ感」については、上の記事で詳しく解説しているのですが・・
ブロンプトンはだいたい「18インチ」という、折りたたみ自転車としては大きめのホイールサイズがあります。
なので折りたたみ自転車の中でもスピードとか、段差を越える能力・・といったものが普通に高いです。
そしてその「ホイールサイズが大きめ」タイプの中では、ブロンプトンは圧倒的に小さくなります。
比べる折りたたみ自転車にもよるのですが・・比べる部分によっては「20cm」くらい差がつく場合もありますね。
それだけ違うと、輪行における持ち運び・・といったものは圧倒的に、快適になります。
と・・
- 折りたたみサイズが、小さくなる自転車が欲しい!
- でも、走行性能もあんまり犠牲にしたくない
そんな場合は、ブロンプトンが一番!・・と、私の意見としてはそう思います。
折りたたみサイズ重視②:極小径車
もっともっと、折りたたみサイズが小さい自転車が欲しい!
走行性能をある程度下げてでも、電車での持ち運びを最強にしたい!
そんな場合は「極小径車」が、良い選択になるかもしれません。
極小径車とは、ホイールサイズがふつうの折りたたみ自転車と比べても、大幅に小さく・・
そのかわり折りたたみサイズが、極限まで小さくなる!・・といった感じの自転車です。
車種としては「パシフィック キャリーミー」とか、「PECO」とかが、
この記事を書いている現在、売られています。
極小径車のホイールサイズは一般的には、8インチとかが多いですね。
もちろん、「16インチから20インチくらい」が一般的な折りたたみ自転車の中では、
小さすぎるくらいに小さいホイールです。
そして、車種にもよるのですが・・
極小径車はブロンプトンの半分くらいの幅にまで、小さくなる場合もあります。
それだけ小さいと・・混雑した電車内なんかでも、なにも気にせずスイスイ持ち込めるくらいになってきますね。
とはいえ・・デメリットとして走行性能は、かなり低くなってしまいます。
もちろんホイールが小さいと、速く走っているとき安定しにくいですし、段差にも弱くなりますよね。
なので極小径車は歩道メインで、ゆったりまったり走るスタイルがメインになってきます。
車道の高速走行も、べつに禁止されているわけではないですが・・
バランスを崩して落車するリスクがある程度上がるはずですので・・あまり、おすすめはしないです。
・・と、「折りたたみサイズの小ささ」を極限まで求めたい!
というのであれば、「極小径車」という選択肢もアリだと思います。
「走行性能」メインなら、こんな選択肢がある
折りたたみサイズは、そこまで小さくならなくて良いので・・
「走行性能」が、できるだけ高い折りたたみ自転車が欲しい!
そういう考え方であれば、スピードを重視したタイプの折りたたみ自転車もあります。
この領域には、かなりいろいろな自転車があるのですが・・
まず押さえておきたいのは、ホイールが20インチである、というところです。
自転車は基本的には、ホイールが大きいほうが速くなります。
これはスピード系自転車の王様「ロードバイク」が、27インチくらいという大型ホイールを採用していることからも、そうですよね。
そして「折りたたみ自転車」における、最大サイズのホイールは20インチくらいです。
そしてホイールサイズが、スピードに与える影響は大きいので・・
スピードを重視!という方向性なのであれば、まずはできるだけ大きいホイールを!
・・というところを押さえておくほうがいいと思います。
具体的には、どんな車種がある?
もしくは「KHS F-20RC」といったものが、20インチの高速タイプ・・という条件を満たしますね。
「Birdy」という自転車もあり、知名度的にはこれのほうが高いのですが・・
これはホイールサイズが「18インチ」とひとまわり小さく、巡航能力はすこし落ちるのではないかと思います。
20インチの折りたたみ自転車だと、軒並み折りたたみサイズは、かなり大きくなってしまうものが多いです。
なので電車に乗る時は、載せる場所などかなり気をつけないといけなくなりますが・・
ここはまあ、スピードとのトレードオフ、ですね。
と、折りたたみ自転車に「速さ」をいちばんに求めるのなら・・
「ホイールサイズが20インチ」を条件として選んでいくと、良いものが見つかるかもしれないです。
「安くて性能がいい」ものを求めるなら、これ!
性能が良い折りたたみ自転車が欲しい・・
でも、できるだけ「安い」ものが良い!
もちろん、アリな視点だと思います。
いくらでもお金を出せる!という人は少ないですし、
できるだけコスパ良く、いいものを手に入れたい・・というのは、自然な考えだと思います。
とはいえ・・いくらなんでも「1-2万円」とかだと、いわゆる「粗悪品」しか手に入りません。
ママチャリならそのくらいでも、ある程度使えるものが買えるかもしれませんが・・
「折りたたみ自転車で」そのくらい・・となると、
まともに折りたためないとか、めちゃくちゃ重くてまともに持ち運べないとか・・そういったものになってきます。。
このあたりの詳しいことは、
上の記事にも書きましたが・・
ある程度品質のある折りたたみ自転車が欲しいなら、現代だと少なくとも6-7万円くらいは必要だ・・と感じます。
そのくらいの価格で、どこから折りたたみ自転車を買えばいいの?
ここは「DAHON」が鉄板だな、と思います。
DAHONは折りたたみ自転車を探すなら、必ず一度は目にする・・と言えるくらいの、有名メーカーです。
作っている自転車の品質も、良いと思います。
そして、作っている製品は年度によって変わりはするのですが・・
この記事を書いている時点だと、「Route」という車種が6万円くらい、
「Boardwalk」という車種が7万円くらいで売られています。
それぞれ、DAHONではかなり長い間売られ続けている、ロングセラーのようですね。
DAHONという、ある程度しっかりしていると思われる企業から、
6-7万円くらい出して、折りたたみ自転車を買う・・
であれば「まとも」な品質の折りたたみ自転車が、ちゃんと買えると思いますし・・
このあたりが「安い値段で、できるだけ良い折りたたみ自転車を買う!」と考えたときの、
最適解になってくるのかな・・と感じます。
この記事では折りたたみ自転車の選び方をテーマに、お話ししてみました。