ケイデンスは90回転がいい!
・・というのは、ロードレースなど自転車競技の世界では、よく言われることです。
もちろんそれはビンディングペダル・ビンディングシューズを使った状態でのことなのですが・・・
フラットペダルを使う場合だと、ケイデンスはどのくらいがいいのでしょうか?
私自身はビンディングを使ってはみたものの、すぐにフラットペダルに戻ってしまって、
その後も、もう8年ほどフラットペダルばかり使っている・・という、生粋のフラペ派です。
なのでこの記事では「フラットペダルのケイデンスは、どうする?」
そんなところをお話ししていきます。
「脚に合った、低めのケイデンス」がいいと思う
まず、結論からですが・・・
「脚に合った、低めのケイデンス」が一番だと思います。
つまりは90回転よりも低い、たとえば60回転とか70回転とかで、
かつ、自分の脚に合うな・・と思うケイデンス、ということですね。
なぜ、フラットペダルでは低めのケイデンスがいいのか?
ビンディングよりも「トルク型」気味のペダリングになるから、です。
ペダリングには「ケイデンス型」と「トルク型」とがあります。
ケイデンス型はくるくると、素早くペダルを回すタイプで・・・
トルク型は回転数が低めで、そのかわり強めのパワーで回すタイプですね。
そしてビンディングペダルは、足をペダルに固定しますので、
固定された足を正確に、くるくる回し続ける・・というペダリングになりやすいです。
なので回転数を上げたほうが、進みやすくなりますし、
実際ロードレースとかだと90回転のように、高回転で回す人が多いです。
場合によっては120回転とか、それ以上とかで回すことも多いですね。
なのですが・・フラットペダルは足を固定しないですので、あまりに高回転のペダリングには向かないです。
あまりに早く回すと、足が外れてしまうリスクが上がりますし・・・
そして基本的に引き足は使えませんので、固定するビンディングペダルに比べると、
1時 - 3時付近で、下方向にパワーを出すような乗り方になりやすいです。
私自身、いろいろ試行錯誤してみましたが・・
フラットペダルだと正しい円を描く!というより、タイミングよく「踏む」ほうがよく進むと感じました。
もちろん踏むタイミングを間違えると、単なるダメペダリングになるわけですが・・・
そういう乗り方だと、回転数を重視するよりも、
むしろ一回転一回転、トルク高めで回すほうが効率がいいと思います。
・・と、そういった事情でフラットペダルでは、ケイデンスは低めでいいと思うのです。
低めといっても、どのくらい?
個人的にはいつも70回転くらいで回すのが、しっくりきます。
ケイデンス型が向くのか?トルク型が向くのか?というのは人によるところで、ここは個人差が出るので、
自分がしっくりくるケイデンスを探していく・・で、いいと思います。
この記事ではフラットペダルのケイデンスについて、お話ししてみました。