雨の中を走ることもあるロードバイクにとって、
「財布の防水」はけっこう、重要です。
大雨の中を長時間走った場合、身体、スマホなど身につけているもの、バッグなどなど、
防水していないところは当然、すべて濡れてしまうのですが・・・
「お金」が濡れてしまうのは、かなりの痛手になります。
雨以外でも、ロードバイクは汗だくになって走ることも多いですので、
ズボンのポケットや、ジャージのバックポケットに入れておいた財布が、いつのまにか汗でぐしょぐしょになって、
家に帰って、濡れてぐしゃぐしゃになった諭吉さんと対面する・・ということもあり得ます。
そのため私もいろいろと、お札を濡れから守る方法を模索し、
いろいろと防水財布を試しました。
たとえば、上の画像のようなものですね。
上のものは、「mont-bell O.D.ワレット」というもので、
お金の入り口をくるくるとロールアップするタイプの、
とても高い防水性があるものです。
こんな感じで、口からお金やものを入れてから、
くるくると口を丸めて閉じることで、高い防水性が発揮されるんですね。
この中にお金など入れておけば、濡れてしまうことはまずありません。
こういった、しっかりとした防水財布というものは、
探せばいろいろありはするのですが・・・
こういった防水財布は、基本的に、とても使いにくいです。。
しっかりと防水できるのはもちろん、ありがたいのですが、
お金ががっちりとガードされるため、それとトレードオフで、中のお金へのアクセス性がとても低いです。
ポケットの数も少なく、お札を伸ばしたまま入れるのも難しいものが多いです。
そしてデザインとしても、ちょっとおしゃれな場所へはもちろん、
飲み会に持っていくのもはばかられるようなものが多いので、
「ロードバイク」と「日常生活」とで財布を変える必要がでてくるのですが、これは面倒です。。。
なんとかして、防水性と使い勝手の両立ができないか?・・と、考えていたのですが・・・
最終的に私は、以下の方法を使うようになり、防水財布を使うのをやめてしまいました。
「普通の財布を使い、お札だけをジップロックに入れる」という方法です。
上の写真のような感じですね。
ジップロックには「SS」サイズがあり、
これが日本円のお札にジャストフィットするので、これを使います。
スナックバッグ、とか言われることもあるサイズですね。
ふつうの「S」などといったサイズは、大きすぎて使うのは難しいと思います。。
財布にはいろいろな物を入れるわけですが・・・
その中で濡らしたらまずいものは、基本的に「お札」だけです。
小銭はもちろん濡れてもまったく問題ありませんし、
カード類も基本的にプラスチックですので、濡れても問題ないものがほとんどです。
財布自体も、基本的に濡れても問題ないでしょう。
そして「お札」だけであれば、上のように、ジップロックだけでもちゃんと防御できるのです。
ジップロックは薄いので、小さな穴くらいは空いてしまうことがあり、
「防水財布」といった製品ほどの防水性はありません。
しかしお札は、ちょっと水滴がついた程度の濡れであれば、すぐに乾くので問題ないです。
お札には、電子機器を防水するときレベルまでの、デリケートさは必要ないのです。
もちろん、ジップロックは永遠には持ちませんので、
劣化してきたら定期的に交換しましょう。
安価なものですので、ほとんどコストにはならないと思います。
上の方法ですと、当然ながら、財布はなにを選んでも問題ないです。
使い勝手重視の多機能財布から、ブランド財布まで、
いつも使っている財布をそのまま使えば大丈夫です。
当然、日常とロードバイクに乗るときとで、財布を入れ替える必要もありません。
こんな感じで、財布に入れてしまえば、ジップロックに入れていることはほとんどわからなくなります。
ちなみに私が使っているのは、abrAsusというメーカーの「薄い財布」という製品ですね。
とても薄く、ポケットの中でかさばらないので重宝しています。
(だいぶ古くなってきたので、そろそろ新調しないと。。)
私は上の方法を使うようになってから、
「防水財布の使いにくさ」に悩まされることなく、お金を雨から守ることができるようになり、
もう何年もこの方法を使い続けています。
ロードバイクで走っていて、いつの間にかお金が濡れている。。。とお悩みの場合や、
防水財布を使っているけど、使いにくくて仕方がない。。と思われている場合には、
試してみてはいかがでしょうか。