あなたのロードバイクのチェーン・・まだ、大丈夫ですか?
と、少し煽るような感じで入ってしまいましたが・・笑
例えばタイヤの空気圧については、チェックされやすいのですが、
「チェーンの状態」というのは意外と、忘れられやすいところです。
いつの間にかチェーンが伸びていて、トラブルのもとになってしまった・・なんていうケースも、けっこうあります。
なのでこの記事では、チェーンの交換時期はどう把握するのがいいのか?
どのくらいの頻度を目安に、交換するのがおすすめか?
そういった疑問に答えていきます。
目次
「5,000km」が、まあ妥当
チェーンを交換する目安は、いろいろあります。
期間ごと・・とか、トラブルが起きたら・・などなど。
ですがいちばん妥当な目安は、「距離」だと思います。
そして数字としては「5,000km」が、妥当だと思います。
なぜか?
1万km走ったくらいで、チェーンが切れてしまう可能性が上がるからです。
1万kmくらいでチェーンが切れる・・とした根拠は、この記事に書いたのですが・・・
書籍「行かずに死ねるか!(著者:石田ゆうすけ)」より引用
たとえば自転車で世界一周している人の、こういった記録があり、
この「走行距離」を「チェーン切れの回数」で割れば、だいたい1万kmになります。
なのでチェーンが切れるほどの深刻なトラブルは、だいたい1万kmくらいからかな・・
というのが、ざっくりとした目安になると思います。
そしてもちろん、トラブルが起きるギリギリまで乗り続けるのは、あまりよくないでしょう。
1万kmでそうなるのなら、リスクが上がってこないのはまあ、半分の5,000kmくらい・・・
というのが、まあ、妥当な目安・・というところだと思います。
「チェーンによる不具合」の気配がしたら、交換
5,000km走っていなくても、「チェーンからくる不具合」だな・・という症状がでたら、交換するべきだと思います。
不具合って具体的に、なに?
例えば「変速のしにくさ」とか、「歯飛び」とか、「異音」とか、ですね。
そしてこういった症状が、チェーンから起きていることを疑うとき・・です。
なかでも「歯飛び」はけっこう、チェーン劣化で起きやすいと思います。
「歯飛び」についての詳しいことは、この記事に書いているのですが・・・
チェーンを長いこと使っていて、ペダルを踏んだときにチェーンが「ガクッ!」とずれるようになったら・・要注意です。
とはいっても、症状が起きたら必ず交換するべき!・・というわけではないです。
例えばチェーンを交換した直後は「慣らし」がまだ済んでいない状態なので、こういった症状が起きやすいものです。
ので、数千km走っていて、しかも、症状が起きてきた・・みたいな状況なら、交換しよう!
といった総合的な判断が、結局は必要になってきます。
と、ロードバイクのチェーン交換時期は「走行距離」「不具合はあるか」を軸に、総合的に判断するのが一番だと思います。
例えば「チェーンチェッカー」といったアイテムも有り、このあたりを補助的に使うのもいいと思います。
今回はロードバイクのチェーン交換時期についてお話ししてみました。