ブロンプトンって・・「雨の日」も、ちゃんと快適に走れるの?
・・日本は、雨が多い国です。
なので日本で自転車に乗るなら「雨天ライド」を、完全に避けるのはむずかしいです。
なので、これからブロンプトンを買おうかな?と考えていたりする場合・・
ブロンプトンの「雨の日の快適さ」って、他の自転車と比べてどうなの?
というのは、気になるところだと思います。
私自身はブロンプトンに、もう8年ほど乗っていますので・・
ブロンプトンって、雨に強いの?強いとしてどのくらい?
そんなところをお話ししていきます。
目次
「泥跳ね」には、圧倒的に強い
雨の日がイヤになる要素として・・「泥跳ね」は、かなり大きいです。
降ってくる雨が当たっても、乾けばだいたい元通りになりますが・・
泥がばしゃばしゃかかると当然、泥だらけになって、はるかにヤバい汚れ方になりますよね。。
そしてブロンプトンはこの泥跳ねには、「圧倒的に強い」部類です。
理由は「泥除けが標準装備」「小径車だから」のふたつですね。
ブロンプトンには前輪・後輪ともに標準で、泥除けがついています。
そしてこの泥除けはホイールをしっかり覆い、マッドフラップまでついている、なかなか高性能なものです。
自転車の泥除けには、いろいろな種類があるものですが・・
いちばん強力なのはこの「ホイールを直接覆う」タイプです。
それ以外だと例えば、ホイールからかなり浮いた場所に装着するものも多いですが・・
効果は直接覆うタイプよりも、段違いに低いです。
そして小径車はそもそも、泥跳ねに強いという要素もあります。
理由は単純で、ホイールが小さいぶん、ホイールが身体から遠くなるからですね。
泥が同じぶん跳ねたとしても、身体との距離が遠ければそのぶん届きにくくなりますし、
届いたとしても掛かる量は、少なくなります。
例えば700Cのふつうのロードバイクとかだと、ホイールのすぐ上におしりがありますので、
跳ねた泥はダイレクトにおしりにヒットするのですが・・
ブロンプトンくらいのホイールサイズだと、おしりまではかなり距離がありますので、
低速だとそもそもおしりまで届かないことも多いです。
と、こういった要素もあり・・
実体験としてもブロンプトンに乗って、雨上がりの水たまりがたくさんある中を走っても、
地面からの泥はねは「ほとんど気にならないレベル」まで軽減できる、と思いました。
(もちろん、高速でかっ飛ばしたりすればある程度は跳ねますが・・)
自転車本体に、空からの雨を防ぐ効果はどうあっても期待できませんので、
ここは特に語らないでおきます・・笑
というわけで、ブロンプトンは雨による泥跳ねとかを、どのくらい防げるの?
と聞かれれば、相当、ハイレベルに防げるという答えになると思います。
クロモリゆえ「錆」には弱い
と、ブロンプトンは雨の中でも、かなり快適に走れるのですが・・
それとはまた違った要素として、「錆に弱い」といったものがあります。
ブロンプトンのフレームは、クロモリ・・つまり鉄でできていますので、
雨に濡れると当然、錆びてしまうことがあるんですね。
現在主流のアルミやカーボンだと、基本的に錆びることはありませんので、
ここはクロモリならではの悩み・・と言えると思います。
実際に私自身、ブロンプトンを買ったばかりの頃に、雨の中に放置してしまったりしていたのですが・・
フレーム内部にすぐに錆が浮いてきてしまい、それはもう、すごく焦ったものです。
錆はもちろん、見た目に影響してしまいますし・・
フレーム内部があまりにも錆びまくると最悪、強度が下がってきたり・・なんてことにも、なりかねないです。
とはいえここは「錆対策」で、かなりのレベルで予防できます。
詳しくは、上の関連記事でいろいろ解説しているのですが・・
ブロンプトンに限らず鉄製自転車は、「防錆剤」をしっかり吹き付けておくと、錆をかなり軽減できたりします。
ブロンプトンは雨の中走ると、錆びることがあり、そういう意味では雨に弱いですので・・
ブロンプトンを使うなら「錆対策」はちゃんとやっておくことを、おすすめします。
今回はブロンプトンは雨の日でも、快適に使える?といったテーマでお話ししてみました。